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灰釉多口瓶 (国有形(工芸))

更新日:2011年3月28日

ID番号: 1010

灰釉多口瓶(かいゆう たこうへい)

  • 高さ:21.5cm
  • 平安時代初期
  • 所在地:南山口町(愛知県陶磁美術館) 所有者:愛知県

愛知県西加茂郡三好町の黒笹第36号窯からの出土品で、いわゆる猿投窯の製品です。大きさは、高さ21.5cm、口径6.5cm、胴径15.9cm、底径8.9cmです。
真ん中にある長頸口(ちょうけいこう)の周りに四個の小口頸(しょうこうけい)を付けた器形で多嘴瓶(たしへい)とも呼ばれます。
やや外開きの口唇は縁帯状に整形され、丸みのある胴部の肩に四個の小口頸が付き、それぞれの基部は面取り整形されています。付高台の中央部は焼き割れで欠損していますが、ほかは良好です。全体に暗褐色を呈しますが、口縁から肩にかけて厚く灰釉が掛り、自然釉との区別が難しいので、原始灰釉と呼ばれています。

 

(広報せと平成19年11月1日号「瀬戸の文化財第23回」より(一部加筆修正))

灰釉多口瓶

このページに関するお問い合わせ先

文化課
文化財係
電話:0561-84-1811

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