「まいにち朝食」のススメ
更新日:2025年4月1日
ID番号: 51234
みなさん毎日朝ごはんを食べていますか?
朝の忙しい時間帯にゆっくり食事の時間をとることは、もしかするとなかなか難しいかもしれません。
でも、朝ごはんを食べると体にとって良いことがたくさんあります。
できることからはじめて、「まいにち朝食」習慣を目指してみませんか?
瀬戸市民の朝食事情
いきいき瀬戸21(健康日本21瀬戸市計画)では、平成25年度から令和6年度までの期間について、市民の皆さんの健康づくりに関して目標を立てていました。
それらの目標が達成できたかどうか、令和6年度に最終評価を行った結果、毎日朝食をとっている市民は平成25年に比べて減少していることがわかりました。
最終評価結果について詳しくはこちら
「まいにち朝食」をとるとこんな良いこと
脳のエネルギー補給
私たちの脳はブドウ糖をエネルギー源として使っています。朝目が覚めると頭がボーっとするのは、寝ている間にブドウ糖が使われ、足りなくなってしまうからです。
ごはんやパンなどの主食はブドウ糖を豊富に含んでいます。朝ごはんに取り入れることで脳
のエネルギーを補給することができますよ。
体のリズムを整える
人間の体には「体内時計」というものがあります。これは睡眠や体温、血圧など、体の中の様々な変化をつかさどっている大切な機能です。
この体内時計によって保たれる「体内リズム」と自分の「生活リズム」のずれを、朝食を食べることでリセットすることができます。
より良い睡眠がとれる
朝食を毎日食べる人はそうでない人に比べて、睡眠の質が良い人が多い、不眠傾向の人が少ないという報告がされています。
心の健康につながる
毎日朝食をとる人は、そうでない人と比べて、ストレスを感じていない人が多いことが報告されています。また、「イライラする」「集中できない」といった訴えが少なく、心の状態を良好に保つことができていたことが報告されています。
「まいにち朝食」に向けたステップ
ステップ1 いつもより10分だけ早起き
朝食を食べるために朝10分だけ早起きを心がけてみましょう。
時間が確保できると、ゆとりをもって朝食をとることができます。
また、前日は夜更かしせず早寝することも大切です。
ステップ2 飲み物からはじめよう
朝は食欲がわかず、しっかりとした食事をとることが難しい方は、牛乳、野菜ジュース、味噌汁やスープなどからはじめてみましょう。
ステップ3 すぐに食べられるものをプラス
ヨーグルトや果物、おにぎりやトーストなど、手間をかけずに用意できるものをプラスしましょう。
ステップ4 徐々に品数を増やしてみよう
主食・主菜・副菜のそろった朝食を心がけましょう。
主食:米・パン・麺類など、主に炭水化物の供給源となる料理。
主菜:魚や肉、卵、大豆製品など、主にたんぱく質の供給源となる料理。
副菜:野菜や海藻など、主にビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源となる料理。
「まいにち朝食」レシピ
忙しい朝の時間にメニューを考えるのは大変ですよね。
そこで、朝食に活用していただけるレシピをご紹介します。
市内の小学生の方が応募してくださったレシピもあります。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
頭シャッキリ!体すっきり!みんなで目覚まし朝ごはん教室レシピ.pdf(PDF/668KB)
ぼく・わたしがつくる朝食コンテスト~野菜を使おう~表彰レシピ
関連リンク
朝食が大事なワケ(農林水産省).html(外部サイトへリンクします)
朝食を毎日食べるとどんないいことがあるの?(農林水産省).html(外部サイトへリンクします)
食育の推進に役立つエビデンス(根拠)(2)朝食を毎日食べるとどんないいことがあるの?(農林水産省).html(外部サイトへリンクします)