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毎年1月26日は「文化財防火デー」

更新日:2025年12月26日

ID番号: 57193

 

\文化財防火デーって??/

 

毎年1月26日を「文化財防火デー」と定め、貴重な文化財を火災、震災その他の災害から守るとともに、全国的に文化財防火運動を展開し、国民一般の意識の高揚を図っています。

 

\なぜ毎年1月26日??/

 

きっかけは昭和24年1月26日、遡ること今から約75年前のお話になります。

当時昭和の大修理中であった、現存する世界最古の木造建造物の奈良県生駒郡斑鳩町の法隆寺金堂で火災が発生し、国宝の十二面壁画が焼損しました。

 

この火災は、国民に強い衝撃を与え、火災や災害による文化財保護の危機を憂慮する世論が高まり、翌昭和25年に文化財保護の統括的法律として文化財保護法が制定されました。

 

その後、昭和29年11月3日に法隆寺金堂の修理事業が竣工し、文化財保護行政が確立されるとともに、「先人たちが遺した文化財を守ろう」という国民一般の意識の高揚を図るための普及啓発事業が行われるようになりました。

 

その一環として、法隆寺金堂が火災により焼損した日であること、この時季が1年のうちで最も火災が発生しやすいことから、昭和30年に毎年1月26日を「文化財防火デー」と定めるようになりました。

 

\瀬戸市にも文化財があるの??/

 

瀬戸市にも多くの国、県及び市の指定文化財国の登録文化財があります!

昭和30年に1月26日を文化財防火デーと定めてから、令和8年で第72回を迎えます。

 “先人たちが遺した貴重な文化財を守る”という意識を一人一人が持ち、火災予防に努めましょう。

 

 

 

法隆寺金堂の火災は、
電気の主スイッチの切り忘れによる電気火災と言われています。

 

 

築年数が長い家屋ほど、電気器具類による火災が起きやすく、文化財だけでなく私たちが普段暮らしている家など、とても身近なところにも危険が潜んでいます。

歴史や思い出の詰まった建物や、自分たちの生命・財産等を守るためにも、安全性の高い機器の選定や使用の際は、適切な使用方法を守りましょう。

 

また、火災の発生をいち早く感知し、知らせてくれる住宅用火災警報器を設置するとともに、定期的に電池が切れていないか確認するようにしましょう!

 

すでに設置をされている方も、住宅用火災警報器の寿命は10年と言われており、10年経過したものは電池切れや故障、内部の電子機器の劣化等の恐れもあるため、本体の交換を推奨しています!

 

 

 【第72回(令和8年)文化財防火デーのポスター】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このページに関するお問い合わせ先

消防本部
予防課予防係
電話:0561-85-0479
E-Mail:yobou@city.seto.lg.jp

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