飲食店における爆発事故事例
更新日:2020年8月18日
ID番号: 2661
事故概要…
福島県にある飲食店において、爆発事故が発生しました。
これまでのところ、死者1名、負傷者19名(重症者2名、軽症17名)の被害が発生しています。
現時点で出火原因等は特定されていませんが、
屋内のガス配管の腐食箇所から液化石油ガス(LPガス)が漏洩し、
何らかの火源により引火、爆発した可能性が考えられます。
ガス機器の適切な維持管理について…
1. ガスの臭いを感じたら、直ちにLPガス販売事業者等が指定している
緊急連絡先へ連絡してください。
- 使用中の火気は全部消してください。
- 火気は絶対に使用しないでください。
- 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。
- 窓や戸を大きく開けてください。
- ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
2. ガス漏れの発生を素早く認知するには、ガス警報器の設置が効果的です。
なお、ガス警報器は、常時電源コンセントに接続しておいてください。
3. 休業等でガスを長期間使用しない場合や事業を再開する場合は、
LPガス販売事業者、都市ガスの小売事業者等(以下「LPガス販売事業者等」と いう。)
に連絡して下さい。
また、リフォーム等工事を行う際にも、LPガス販売事業者等に連絡してください。
火災及び傷病者が発生した場合は、直ぐに消防(119)へ通報してください。
本爆発事故を踏まえた液化石油ガスの使用に係る、消防庁ホームページに掲載しているリーフレット
https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/item/prevention001_28_chubokiki-pamf20140226.pdf
や、経済産業省のホームページに掲載されている留意事項
https://www.meti.go.jp/press/2020/08/20200805003/20200805003.html
を参考にしてください。