せと市民総ぐるみ安否確認
更新日:2021年3月16日
ID番号: 3094
提唱宣言
令和3年3月5日、瀬戸市と瀬戸市自治連合会は、地震発生時における市民の命を守るため、市民による安否確認(せと市民総ぐるみ安否確認)の提唱を宣言しました。
経緯
平成までの瀬戸市総合防災訓練は、市内1カ所の訓練会場に集結して劇場型の訓練を行っていましたが、令和から「全市民参加型(せと市民総ぐるみ防災訓練)」に変更し、自治会も参加した訓練報告検証会において、安否確認の好事例としての「安否札」が取り上げられました。
また、今年度の総合防災訓練では、新型コロナウイルス感染症対策として、人と人との接触を避け、感染リスクの低減を図るため、20連区すべての自治会で安否札を使用した安否確認訓練を行い、その訓練検証会において、安否札を使用した安否確認訓練の参加世帯数が昨年の約1万世帯から約2万世帯へ倍増したものの、安否札の課題として「安否札の目的は何か。」、「安否札を掲出する震度は。」、「自治会未加入者はどうするか。」などが抽出され、検証を進めてまいりました。
安否確認の必要性
大きな地震が発生した場合、家具の転倒で怪我や身動きが取れなくなってしまうことが考えられます。要救助者を見つけることは、近くの人を助ける「近助」です。このためにも、まずは声かけをするべき世帯を安否札等で明確にし、近隣住民による素早い救出・救助活動をすることが重要なのです。
安否札について
安否札は、次のものを使用します。
- 各連区自治会で定めている場合は、当該安否札とします。
- 各連区で定めていない場合、又は各連区自治会に加入していない世帯は、タオル(色は自由です。)若しくは瀬戸市指定可燃用ごみ袋を安否札とします。
掲出場所
自身を含めて世帯安否を示すため、道路から容易に見える場所(例えば、玄関やベランダの手すり等)へ安否札の掲出に努めます。
掲出基準
瀬戸市内で「震度5弱」以上が観測された地震とします。
安否確認
掲出基準の地震が発生し、自身の世帯が無事で安否札の掲出をしたら、隣近所で安否札の掲出をしていない住宅等の安否確認を近隣住民の皆さんで相互に行うよう努めます。
提唱内容
「せと市民総ぐるみ安否確認」提唱内容は、こちらをご覧ください。
周知リーフレット
「せと市民総ぐるみ安否確認」を市民の皆さんに周知するためのリーフレットを作成しました。