名古屋学院大学「議場見学並びに模擬陳情体験」を開催しました
更新日:2024年2月6日
ID番号: 43538
瀬戸市議会は、瀬戸市議会基本条例に基づき、市民に開かれた議会を目指すとともに、議会活動を広く理解していただけるよう広報広聴はじめ様々な取組みを行っています。
その取組みの一環として、令和5年12月19日(火曜日)瀬戸市議会議場・全員協議会室において、名古屋学院大学スポーツ健康学部スポーツ健康学科の学生30名による「議場見学並びに模擬陳情体験」を開催しました。
当日は、市民からの意見である「陳情」について、学生が委員長役や議員役、陳情提出者役となり、学生が自ら考えた陳情を審査する常任委員会(模擬陳情体験)を開催しました。
1 日時及び場所
12月19日(火曜日)午後4時から5時まで
⑴ 瀬戸市役所北庁舎6階 議場(議場見学)
⑵ 瀬戸市役所北庁舎5階 全員協議会室(模擬陳情体験)
2 実施内容・スケジュール
⑴ 議場見学(午後4時~4時20分)
本会議場で、議長からの挨拶の後、議会事務局職員から議会に関する説明などを行いました。
⑵ 模擬陳情体験(午後4時20分~5時)
学生が委員長役や議員役、陳情提出者役となり、学生自身が考えた陳情を審査する常任委員会(模擬陳情体験)を開催しました。
委員長役学生が開会から一連の委員会進行を行い、提出者役学生による陳情提出・趣旨説明の後、議員役学生による陳情に対する意見交換が行われ、採択の結果、陳情は賛成多数で採択となりました。
模擬陳情体験終了後、瀬戸市議会朝井賢次副議長から、請願・陳情の取り扱いは自治体によって異なることや瀬戸市の請願・陳情の取り扱い方法などについて説明がありました。
なお、この模擬陳情体験は、瀬戸市議会議員も多数傍聴し、大学生の意見を真剣に聞いていました。
~模擬陳情を経験しての名古屋学院大学学生の感想~
最初は自分達が政治に関して、できることは選挙だけで、尚且つ自分一人の投票で、変わることはないと考えていたが、模擬陳情を経験したことにより、自分達の意見もしっかりと反映されることがわかり、それが、政治への関心を深める理由に繋がったと考える。自分にとって、とても素晴らしい経験になった。授業でいくら陳情について、話し合ったり、考えたりしても、その場で終わってしまう。だが、この授業では、実際に市役所に行き、市議会議員に皆様の前で本場のような緊張感で陳情をしたことは、自分達の世代では、とても珍しく、本当に貴重な経験でした。そんな貴重な経験を無駄にするわけには、いかないので、事前にグループ内で、しっかりと考えをまとめ、陳情出来たことは、良かったと考える。各グループが、意見交換し合い、コミュニケーションをとっていて、本番に向けて、練習をしているのを実感して、有意義な時間だと思いました。そして、本番になると、各グループが陳情して、賛成か反対を決めて、さながら本当に陳情しているような感覚になり、今まで積み上げたものが、身を結んだ形となり、何とも言えない感情になりました。
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