プロジェクト「届け!!!わたしたちの声・まちづくりの想い~若者の政治参加を目指して~」
更新日:2018年4月19日
ID番号: 1673
平成29年度の新たな取り組みとして、学生と市民と議員が連携し「若者の政治参加」を目指したプロジェクトを実施しました。
※この取り組みは、大学コンソーシアムせとで採択された「新しい文化創造プロジェクト」によるものです。
しかし、未来有権者へのアンケート結果をみると、政治の有用性は理解していても、政治への「距離感」や「無力感」を感じている結果となっています。
瀬戸市議会では、議会基本条例を制定し、議会改革を進めていく中で「市民に開かれた分かりやすい議会」をめざしています。
今回はその一環として、若者に議会の役割を知っていただくとともに、当事者として地域課題を考え、若者の政治参加を考える機会とします。
プロジェクト参加者
- 名古屋学院大学 法学部 鈴木 隆教授ゼミ有志
- 瀬戸市民 阪上佳宣さん 早川健一さん(動画作成・取材等)
- 瀬戸市議会議員、事務局
プロジェクト実施状況
プロジェクトは、「わたしの考える住みたいまちせと」のテーマから出された学生のアイディアを受け、議員が議会にその声を届けるという流れで行いました。
5月22日のキックオフ勉強会から始まり、フィールドワーク、意見交換会を経て、12月定例会の一般質問で議員が学生の声を議会に届けました。
プロジェクトの流れと詳細は、以下のとおりです。
学生と議員のキックオフ勉強会(in瀬戸市役所) 5月22日(月)18時~20時
↑ 当日の様子など、詳しくはこちらをクリックしてください。↑
このプロジェクトの目標を確認するとともに、「議会」の役割を知り、「瀬戸」を知る機会として、勉強会を実施しました。
43名の学生と9名の議員が参加し、グループ形式で行いました。
「わたしの考える住みたいまちせと」のテーマ選定(in名古屋学院大学) 7月3日(月)16時45分~
↑ 当日の様子など、詳しくはこちらをクリックしてください。 ↑
「住みたいまちせと」にかかるテーマを出し合い、6テーマに分かれて学生と議員で意見交換を行いました。
参加者は学生24名、議員12名でした。
↑ 当日の様子など、詳しくはこちらをクリックしてください ↑
テーマを3つに絞り、各グループに分かれて調査を行いました。
「観光(情報)」
→商店街、道の駅せとしなの、岩屋堂を歩き、地元の方の意見を聞くなど情報収集を行い、意見・提案をまとめました。
「環境美化」
→話し合いの中では、環境美化に係る「教育」や「ゴミ箱」設置に関する意見交換を行い、学生独自にも情報収集を行って意見・提案をまとめました。
「社会保障(子どもの貧困)」
→子ども関連の制度説明を市担当者から受け、「学習支援」や「子ども食堂」の現場を見学し、携わる方からの情報収集を行い、意見・提案をまとめました。
↑ 当日の様子など、詳しくはこちらをクリックしてください ↑
→「わたしたちの考える住みたいまちせと」について
テーマごとに研究した内容と提案を学生が発表した。その発表を受けて、議員が学生の提案の意図を再確認するなどした後、意見交換を行いました。
→10/22に行われた衆議院議員選挙を題材として
選挙について「投票には行ったか」「候補者をどのような観点で選ぶか」など、事前アンケートを学生に行い、意見交換を行いました。
↑ 当日の様子など、詳しくはこちらをクリックしてください ↑
「学生と議員の意見交換会」で学生の提案(アイディア)を受けた7名の議員が一般質問を行いました。
12月定例会を終えて(in名古屋学院大学) 12月11日(月)16時45分~
↑ 当日の様子など、詳しくはこちらをクリックしてください ↑
学生の提案(アイディア)をいかに一般質問の中で政策提言につなげていくか、議員の苦労話や学生の感想を話し合いました。
プロジェクトの成果報告
「大学コンソーシアムせと」の活動成果報告会(平成30年2月23日開催)で、活動の成果を報告しました。
※予算額と決算額の差額は、大学コンソーシアムせとに返金しています。
プロジェクトの動画が完成しました
プロジェクトの様子について、瀬戸市民の 阪上佳宣さんと早川健一さんのご協力を得て、動画を作成しました。
この動画は、議場へ見学にみえる方や全国から瀬戸市を訪れる行政視察の方々にご覧いただきます。
ホームページでは、フルバージョン(15分)のものを4分にまとめたものをご紹介します。
フルバージョンをご覧になりたい場合は、議会事務局までお問い合わせください。
動画投稿サイト「YouTube」からご覧ください。これより先は外部サイトとなり、別ウィンドウで開きます。