女性の風しん予防接種について
更新日:2024年12月10日
ID番号: 1705
◆対象者
◆助成金額
風しんとは
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる感染症です。感染経路は飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。通常、2~3週間の潜伏期間です。軽いかぜ症状から始まり、発疹(顔→体幹→全身)、発熱、リンパ節の腫れ(耳の後ろや頸部など)が出現します。発疹も発熱も約3日間で治るので「三日はしか」と呼ばれることがあります。
合併症としては、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。また、大人が風しんにかかると、その症状は子どもに比べて一般に重く、高熱が持続したり、関節痛の頻度が高いといわれています。
妊娠中(特に妊娠初期)に風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群(生まれつき心臓に病気がある、耳が聞こえにくい、目が見えにくいなど)」という病気にかかってしまうことがあります。
風しんを予防するために
風しんを予防するためには、予防接種が最も有効な予防方法です。「風しんにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない方」または「風しんに対する抗体が陽性であると確認されていない方」は、かかりつけの医師に相談のうえ、任意での予防接種を検討してください。
妊婦への感染を防止するため、特に次の方は注意が必要です。
(1)妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
(2)10代後半から40代の女性(特に妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
瀬戸市では、先天性風しん症候群の発生を予防するため、一定の条件を満たす女性を対象に風しんワクチン(麻しん風しん混合(MR)ワクチン・麻しんおたふくかぜ風しん混合(MMR)ワクチンを含む。)接種の費用の一部を助成します。
対象者
接種日時点で市内に住民登録のある、妊娠を希望する女性(経産婦は除く)で、次の(1)~(4)の全てに該当し、令和6年4月1日から令和7年3月31日までに接種を受ける(または受けた)方
(1)令和6年度に風しんの抗体検査を受け、抗体が十分でないと判定された方
(2)風しんワクチン(麻しん風しん混合(MR)ワクチン・麻しんおたふくかぜ風しん混合(MMR)ワクチン
を含む。)の予防接種を受けたことがない方
(3)過去に風しんにかかったことがない
(4)出産経験がない
助成金額
5,000円(接種費用が5,000円未満の場合は実費分)
※生活保護世帯・中国残留邦人等支援給付世帯の方は、事前申請をすると、自己負担金が免除になります。
申請方法 および 接種方法
以下のいずれかの方法で申請・接種をしてください。
予防接種を令和6年度中(令和6年4月1日~令和7年3月31日)に実施していただくことが助成の条件です。
【A 接種券方式】
(1)接種前に健康課で「接種券」の交付を受けてください。
〈持ち物〉風しん抗体検査結果(検査日、検査方法が分かるもの)
(2)瀬戸市・尾張旭市の実施医療機関に予約してください。
令和6年度女性の風しん予防接種実施医療機関一覧表(PDF/108KB)
(3)予約した医療機関に接種券を持参し、接種を受けてください。
(4)接種費用から助成金額を差し引いた金額を医療機関にお支払いください。
例:接種費用8,000円の場合、医療機関窓口へ接種券を提出し自己負担金3,000円を当日お支払い
【B 助成金交付方式:愛知県の助成する抗体検査を受けた方のみ選択可能】
(1)予防接種を受ける医療機関に予約してください。
(2)愛知県の風しん抗体検査結果票、健康保険証を持参し、予約した医療機関で接種を受けてください。
(3)接種費用全額をいったん医療機関にお支払いください。
(4)健康課で助成金の請求手続きをしてください。通常1か月程度で指定口座へ助成金を振り込みます。
〈手続きに必要なもの〉
- 愛知県の助成を受けた風しん抗体検査結果票
- 予診票の写し
- 領収書(風しん等ワクチンを接種したことが分かるもの)
- 申請者名義の預金通帳
詳しくは、こちらをご覧ください。
令和6年度 愛知県風しん抗体検査チラシ(PDF/316KB)
担当
健康課
TEL 0561-85-5065
FAX 0561-85-5120