風しん任意予防接種の助成について
更新日:2025年4月1日
ID番号: 1705
◆対象者
◆助成金額
令和7年度から助成対象者を拡大しました!
風しんとは
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる感染症です。感染経路は飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。通常、2~3週間の潜伏期間です。軽いかぜ症状から始まり、発疹(顔→体幹→全身)、発熱、リンパ節の腫れ(耳の後ろや頸部など)が出現します。発疹も発熱も約3日間で治るので「三日はしか」と呼ばれることがあります。
合併症としては、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。また、大人が風しんにかかると、その症状は子どもに比べて一般に重く、高熱が持続したり、関節痛の頻度が高いといわれています。
妊娠中(特に妊娠初期)に風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群(生まれつき心臓に病気がある、耳が聞こえにくい、目が見えにくいなど)」という病気にかかってしまうことがあります。
風しんを予防するために
風しんを予防するためには、予防接種が最も有効な予防方法です。「風しんにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない方」または「風しんに対する抗体が不十分である方」は、かかりつけの医師に相談のうえ、任意での予防接種を検討してください。
妊婦への感染を防止するため、特に次の方は注意が必要です。
(1)妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
(2)10代後半から40代の女性(特に妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
瀬戸市では、先天性風しん症候群の発生を予防するため、一定の条件を満たす方を対象に風しんワクチン(麻しん風しん混合(MR)ワクチンを含む。)接種の費用の一部を助成します。
対象者
接種日時点で市内に住民登録のある、過去に当該助成を受けたことのない次の1~3の全てに該当する方
- ワクチン接種日より1年以内に風しんの抗体検査を受け、抗体が十分でないと判断された
- 妊娠を希望する女性(妊婦を除く。)またはその配偶者(妊婦の配偶者を含む)※
- 過去に風しんにかかったことがない
※配偶者には、未入籍等の事実上の配偶者、パートナーを含む。
助成金額
上限5,000円(接種費用が5,000円未満の場合は実費分)
申請方法
- 風しん抗体検査を実施(市の助成はありません)。
- 風しんの抗体が十分でないと判断された場合、予防接種を受ける医療機関に予約。令和7年度 風しん予防接種実施医療機関一覧表(R7.4月時点)(PDF/109KB)
- 風しん抗体検査結果票等を持参し、予約した医療機関でワクチンを接種(抗体検査日から1年以内)。その際、接種費用全額をいったん医療機関にお支払いください。
- 健康課で助成金の請求手続き。(通常1か月程度で指定口座へ振り込み)
※接種後は速やかに申請をしてください。
手続きに必要なもの
- 風しん抗体検査結果票
- 予防接種の記録が記載されているもの(予診票等)
- 領収書原本(風しん等ワクチンを接種したことが分かるもの)
- 申請者名義の口座情報がわかるものの写し
- 医療受給証(生活保護受給者世帯の方のみ)
申請書
風しんワクチン等任意予防接種費用助成金交付申請書(PDF/215KB)
風しん抗体検査について
詳しくは、こちらをご覧ください。
愛知県ちらし 「風しん抗体検査のお知らせ」(PDF/315KB)
愛知県風しん抗体検査の対象外の方が風しん抗体検査を希望される場合は、医療機関で実費での実施をお願いいたします。
このページに関するお問い合わせ先
健康課
TEL 0561-85-5511
FAX 0561-85-5120