瀬戸市の熱中症対策について
更新日:2024年7月5日
ID番号: 45789
熱中症とは?
熱中症は高温多湿などの環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温を調節する機能が低下したりすることが原因で起こります。国内では熱中症による救急搬送人員や死亡者数が高い水準で推移しており、全ての世代の市民の生命や生活に直結する深刻な問題となっています。
症状
重症度 |
症状 |
Ⅰ度 |
・大量の発汗 ・手足がしびれる ・めまい ・失神(立ちくらみ) ・筋肉痛 ・筋肉の硬直(筋肉の「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴う、発汗に伴う塩分(ナトリウム等)の欠乏により生じる) |
Ⅱ度 |
・頭痛 ・気分の不快 ・吐き気 ・嘔吐 ・倦怠感 ・虚脱感(体がぐったりする、力が入らないなど) |
Ⅲ度 |
・意識障害 ・痙攣 ・手足の運動障害(呼びかけへの反応がおかしい、引きつけがある、まっすぐに歩けないなど) ・高体温(体に触ると熱いという感触がある) |
熱中症予防行動一覧 ※例であり、予防行動はこの限りではありません。
習慣 |
・のどが渇いていない場合や、汗をかいていない場合でも、水分補給する。 |
服装 |
・吸汗・速乾性に優れた素材を使った衣類を着用する。 ・暑い日は吸湿性や通気性がよい素材の衣服を選ぶ。 |
水分補給 |
・日常は常温、体を早く冷やす必要がある場合は冷たい飲み物を利用する。 ・大量に汗をかいたときは塩分も摂る。 ・水分を多く含む食材を食事に取り入れる。 |
場所(屋外) |
・外出時にはなるべく日陰を歩く。 ・日傘や帽子、保冷剤、冷感グッズなどを利用する。 ・暑いときは我慢せずに周囲に申し出る。 ・危険を感じるときは外出を控える。 ・飲み物を持ち歩いてこまめに飲む。 ・涼しい場所・施設(指定暑熱避難施設等)を利用する。 |
場所(屋内) |
・冷房設備をしっかり使用し、室温を下げる。 ・カーテンやシェード、すだれ、よしずを活用し直射日光を遮る。 |
入浴就寝時 |
・ぬるめの湯にして、あまり長湯をしない。 ・シャワーを浴びたり、冷たいタオルで体を拭いたりして体を冷やす。 ・就寝時であっても冷房設備で室温を下げる。 ・涼しい服装や寝具で寝る。 |
作業中 |
・高温多湿な場所での作業を長時間連続して行わない。 ・屋外では、直射日光や照り返しを防ぐ簡易な屋根の設置やスポットクーラー又は大型扇風機を使用する。 ・作業場近くに冷房を備えた涼しい休憩所や、氷、冷たいおしぼりなど身体を適度に冷やすことができる物品や設備を設ける。 ・作業者同士で声を掛け合う等、相互の健康状態に留意する。 |
運動中 |
・高温時は、運動はいつもより軽め・短時間で休憩の回数を増やし、休憩時には衣服をゆるめ風を入れて体温を下げる。 ・直射日光の下での長時間にわたる活動は避け、涼しい時間を選んで実施する。 ・休憩と水分補給は、こまめに行う。 |
高齢者 |
・高齢者の方は自分で暑さやのどの渇きに気づきにくく、体調の変化も我慢してしまうことがあるため、周囲の人が体調をこまめに気にかける。 |
乳幼児 |
<保護者や指導者は、以下の対策を実施する。> ・自動車内など暑い環境に子どもを置き去りにしない。 ・環境変化に応じて衣服の調整を促す。 ・遊びや生活の中で適宜に休息の時間を設け、水分補給を促す。 ・乳幼児に次のサインが出ていないか気を配る。 *顔が赤い、息が荒い。 *ひどく汗をかいている。 *元気がなくバテて見える。 *水分を摂る量が少ない、飲むのを嫌がる。 *尿の色がいつもより濃い、いつもより量が少ない。 *呼びかけてもいつものように反応しない。 |
熱中症警戒アラート・特別警戒アラート
熱中症の危険性が高く、通常よりも熱中症予防に気をつけなければならない場合、環境省から熱中症警戒アラート・特別警戒アラートが発表されます。アラート発令時には、熱中症予防行動を積極的に取るようにしましょう。
・環境省 熱中症警戒アラート等メール配信サービス
https://www.wbgt.env.go.jp/alert_mail_service.php
・市LINE公式アカウント通知
https://www.city.seto.aichi.jp/docs/2023年08月02日/00853365/008533651.html
(受信カテゴリ→□安全安心啓発にチェック)
アラートの詳細についてはこちら←
指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)
暑さをしのぐため、誰でも避難ができる冷房設備が整った施設です。公共施設・民間施設を問わず、地域であらかじめ避難場所を指定します。
※各施設によって利用条件が異なります。また、各施設の開館時間内での案内となります。
利用にあたって
利用可能な施設には、このポスターが掲示してあります。
ポスターを目印にしてください。
期間
毎年度4月1日(令和6年度は6月1日)から10月31日まで
利用可能施設一覧
本市のクーリングシェルター指定施設はこちら←
クーリングシェルターの募集
クーリングシェルターとして開設にご協力いただける民間施設を随時募集しています。
詳細はこちら←
熱中症救急搬送人員について
熱中症による救急搬送人数についてはこちら←