インフルエンザが流行入りしました
更新日:2025年10月24日
ID番号: 42402
インフルエンザが流行入りしました
愛知県では県内の医療機関のうち163か所を定点として、インフルエンザについて発生動向調査を実施しています。この調査結果によりますと、2025年第41週(10月6日から10月12日まで)において県内のインフルエンザ患者の定点医療機関当たりの報告数※が、「1.10」、第42週(10月13日から10月19日まで)が「1.44」となりました。
今後、本格的に流行する可能性もありますので、予防と早めの治療に心がけ、感染と重症化を防ぎましょう。
※定点医療機関当たりの報告数:定点医療機関からの一週間の総報告数÷定点医療機関数
流行入り:全県平均で定点医療機関当たり「1」を上回った場合
注意報発令:全県平均で定点医療機関当たり「10」を上回った場合
警報発令:全県平均で定点医療機関当たり「30」を上回った場合
警報・注意報解除:全ての保健所管内で定点医療機関当たり「10」を下回った場合
インフルエンザとは
インフルエンザは、鼻水、くしゃみ、咳など一般的な風邪の症状に加えて、突然の38度以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の症状が現れます。
また、気管支炎や肺炎、小児では中耳炎、熱性けいれんや脳症などを併発して、重症化することもあるため、高齢者や小児は特に注意が必要です。
インフルエンザの予防・治療について
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症状がある場合は、マスクを着用するなど「咳エチケット」を心掛けましょう。
≪咳エチケット≫
・咳やくしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔
をそむけて1m以上離れましょう。
・鼻汁、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
・咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
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外出後等には、石けんで手を洗いましょう。
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室内では加湿器等で適度な湿度を保つようにしましょう。
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十分な休養とバランスの取れた食事を心掛けましょう。
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インフルエンザワクチンの接種を希望する方は早めに接種を受けましょう。
→高齢者のインフルエンザ予防接種の助成について詳しくはこちら
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人混みや繁華街への外出を控えましょう。
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かかった時は早めに医療機関を受診し、休養をとりましょう。水分を十分に補給しましょう。
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小児・未成年の患者では、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと徘徊する等の異常行動を起こすおそれがあるので、自宅で療養する場合は、少なくとも治療開始後2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮しましょう。また、これに加え、小児・未成年者が「容易に住居外に飛び出さないための対策」をとるよう心掛けましょう。
≪容易に住居外に飛び出さないための対策≫
・高層階の住居の場合
→玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行いましょう。
(内鍵、補助錠がある場合はその活用を含みます。)
→ベランダに面していない部屋で寝かせましょう。
→窓に格子のある部屋がある場合にはその部屋で寝かせましょう。
・一戸建ての場合
→上記対策に加え、できる限り1階で寝かせましょう。
インフルエンザの発生状況について
県内における今シーズンのインフルエンザ発生状況は、愛知県インフルエンザ情報ポータルサイト(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kansen-taisaku/influ.html)で御覧になれます。
なお、愛知県衛生研究所のWebページ(https://www.pref.aichi.jp/eiseiken/)でも、インフルエンザの発生状況などについて情報提供しています。


