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愛知県に伝染性紅斑(りんご病)警報が発令されました!

更新日:2025年7月10日

ID番号: 54821

愛知県に伝染性紅斑警報が発令されました!

 2025年第27週(6月30日から7月6日まで)における愛知県内の定点医療機関当たりの伝染性紅斑の報告数は2.23でした。

 これは、国が定める警報の指標である「2」を上回っていることから、愛知県から7月10日に伝染性紅斑警報が発令されました。

伝染性紅斑(りんご病)とは

 伝染性紅斑はヒトパルボウイルスB19による流行性発疹性疾患です。

 頬(ほお)に蝶翼状の紅斑が出現する特徴があり、りんごのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれることもあります。 

 一般的な経過では、10~20日の潜伏期の後、頬に境界鮮明な赤い紅斑が現れ、続いて手・足に網目状・レース状・環状などと表現される発疹が見られます。これらの発疹は一週間前後で消失しますが、なかには長引いたり、一度消えた発疹が再び出現することがあります。

 主に小児を中心に発生し、ほとんどが自然回復しますが、妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じることがあります。

 感染経路は、飛沫または接触感染です。頬に発疹が出現する7~10日くらい前に、微熱やかぜ様症状などの前駆症状がみられ、この時期にウイルスの排出が最も多くなり、発疹が現れたときにはウイルスの排出はほとんどなくなります。

予防について

 伝染性紅斑にはワクチンがなく、治療は対症療法となりますので、感染しないよう予防に心がけることが大切です。

 感染予防対策としては、次のことが推奨されます。

  • うがいや手洗いを励行すること 
  • かぜ様症状を示す者との密接な接触やタオルの共用を避けること

症状が見られる場合は速やかに医療機関を受診しましょう

 微熱やかぜ様症状がみられる時期にウイルスの排出量がもっとも多いため、せきやくしゃみをする時には、口と鼻をハンカチ等でおおうなどの「咳エチケット」を心がけることが大切です。

このページに関するお問い合わせ先

健康課
電話:0561-85-5511

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