花粉症予防行動について
更新日:2025年2月10日
ID番号: 51175
花粉症とは
からだの中に花粉(抗原)が入ると、花粉に対する抗体が作られます。 花粉が鼻や目に何度も侵入し抗体量が増加すると、くしゃみや鼻水、目のかゆみといったアレルギー症状が出るようになります(花粉症発症)。
花粉の飛散時期
花粉の飛散時期は、花粉の種類によって異なります。以下は、その一例です。
スギ:年初から飛び始めて3月にピークを迎えて5月くらいまで飛散します。
ヒノキ:スギよりも若干遅れて飛び始めて4月にピークを迎えて6月くらいまで飛散します。
イネ科:本州以西ではほぼ1年を通して飛散します。
キク科:秋の花粉として知られるキク科のブタクサ属・ヨモギ属、クワ科のカナムグラは8~10月に飛散します。
花粉症予防について ※例であり、予防行動はこの限りではありません。
花粉を避ける
・顔にフィットするマスク、メガネを装着しましょう
・花粉飛散の多い時間帯の外出を出来るだけ避けましょう
☆花粉は昼前後と夕方に多く飛散します。
☆雨上がりは遠くから飛散する花粉に加えて地面の花粉も巻き上げられ、多く飛散します。
花粉を室内に持ち込まない
・花粉が付きにくく露出の少ない服装を心がけましょう
☆ウール素材の衣服は特に花粉が付着しやすいため、避けた方が良いでしょう。
☆からだに花粉が付着することを避けるため、なるべく肌の露出は避けましょう。
・手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落としましょう
・換気方法を工夫しましょう
☆窓を開ける幅を狭くし、レースのカーテンをすることで屋内への花粉の流入を減らすことができます。
☆床の掃除を行い、カーテンは定期的に洗濯しましょう。
関連リンク
県内のアレルギー疾患医療を提供する医療機関の一覧や、花粉症に関するリーフレット等が掲載されています。
・アレルギーポータル(厚生労働省の補助事業として日本アレルギー学会が運営)
アレルギーポータルは、アレルギー疾患に関する適切な情報として、以下の情報等を提供しています。
・アレルギー疾患の特徴や治療方法などの情報
・アレルギー疾患ごとの対応や日頃の対策、お薬についての情報
・全国のアレルギー疾患医療拠点病院やアレルギー専門医などの検索