野生の生き物にであったら
更新日:2024年5月2日
ID番号: 1073
野生の生き物は自然のままにしましょう
野生の生き物は、たとえケガや病気で弱っていても、かわいそうに思うかもしれませんが、自然の中での出来事は見守り、「自然のままに」しておくことが原則です。
特に、獣類は人への感染症を持っていたり、人に危害を加える可能性がありますので、見つけても触らないでください。
イノシシ、サル、ニホンカモシカにであったら
- 近寄らない・そっと立ち去る
野生の生き物は、興奮させなければ急に襲われることはほとんどありません。不用意に近づくなど興奮させると襲われる場合もあります。刺激しないようにそっと立ち去りましょう。 - 刺激しない
石を投げる、大声を出すなど動物を刺激するようなことは止めましょう。興奮して襲ってくることがあります。特にサルは目を合わせると威嚇されたと思って襲ってくることがあるので、注意しましょう。 - エサを与えない・見せない
エサを覚えると、その場所にいついたり出没を繰り返したりします。特にサルの場合、周囲の人家に侵入するなども考えられます。絶対に野生の動物にエサを与えたり屋外にエサとなるものを放置しないようにしましょう。
ヒナを見つけたら
ヒナは拾わないでください。ヒナの巣立ちの頃は、世話をしている親鳥が近くで見守っていて、人間がいなくなるのを待っています。
もし、拾ってきてしまった場合は、親鳥が探していますので、なるべく早く元の場所に戻してください。自動車や他の動物が心配であれば、近くの安全な場所に移してください。
※猛禽類などの希少な鳥類は、絶滅を防ぐため愛知県が保護していますので、尾張県民事務所環境保全課(052-961-7211)まで問い合わせてください。
ツキノワグマとであわないために
- 山に出かける前に
愛知県のホームページの「ツキノワグマについて」などを確認し、情報を収集してから出かけましょう。 - 山に出かけるときには
クマは本来臆病な動物です。クマ鈴やラジオなどで音を出して、クマに人間の存在を知らせましょう。風や雨が強い日や沢沿いなどは、嗅覚・聴覚が十分に機能していないときもあるので注意が必要です。また、できるだけ1人で山へは入らないようにしましょう。
また、フンや足跡などをみつけたら引き返すことも考えましょう。 - ツキノワグマが人に近寄らないようにするために
ツキノワグマは食べ物に対して執着的です。人の食べ物や生ごみの味を覚えると、たびたび周辺に出没する場合もあるので、食べ物や生ごみはきちんと持ち帰りツキノワグマに味を覚えさせないようにしましょう。 - 万が一であってしまったら
落ち着いて立ち止り、ツキノワグマが立ち去るのを待つか、距離が離れていればゆっくりと後退しましょう。ツキノワグマが近寄ってきた場合は、荷物を捨てるなど注意をそらしながら退避しましょう。
また、エサとなるようなものを持っていたら、手放してください。
このページに関するお問い合わせ先
環境課
環境保全係・衛生係
電話:0561-88-2671