「瀬戸市ＬＧＢＴフレンドリー企業」を募集しています

瀬戸市ＬＧＢＴフレンドリー企業登録制度とは

一人一人が互いに人権を尊重し、多様な性を認め合い、誰もが自分らしく、いきいきと活躍できる社会の実現を目指し、ＬＧＢＴ等を始めとする性的マイノリティの理解の促進に寄与するために導入する制度です。

多様な性の在り方に対して理解があり、支援又は配慮した取組を実施している市内企業（営利企業の他、NPO法人、個人商店、医療機関等も含む）が登録ができます。登録いただいた企業には、登録証を交付し、企業の概要や取り組み内容について、HP等で広く周知していきます。

企業とは

本制度でいう企業とは、営利企業、公益法人、特定非営利活動法人、個人商店、医療機関等を含みます。

また、事業所としても申請は可能であり、企業が事務所、本店、支店、営業所、工場等対外的に独立して事業活動を営んでいると認められるものを含みます。

対象

対象は、次のすべてに該当している企業又は事業所です。登録の単位は企業単位又は事業所単位です。

　(1) 　事業所の所在地が瀬戸市内にあること。

　(2) 　性的マイノリティに対して理解があり、かつ、性的マイノリティに対して支援又は配慮した取組を実施していること。

前の規定に関わらず、次のいずれかに該当する企業は申請書を提出することができません。

　(1)　過去３年間に労働に関する法令やその他の各種法令に違反した企業

　(2)　その業態が公序良俗に反していると認められる企業

　(3) 　瀬戸市暴力団排除条例（平成２３年瀬戸市条例第１２号）第２条第1号に規定する暴力団（以下「暴力団」という。）である企業、同条第２号に規定する暴力団員（以下「暴力団員」という。）が役員となっている企業又は暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する企業

　(4)　市税を滞納している企業

　(5)　前各号に掲げるもののほか、登録することが社会通念上適切でないと認められる企業

登録チェック項目

以下の要件をいずれか1つ以上満たしている必要があります。

項目	要件
１	就業規則等に性自認^＊１もしくは性的指向^＊２に関するアウティング^＊３又はハラスメントの禁止を規定する等の対策を講じている。
２	性的マイノリティに関する知識及び理解を深めるよう研修、勉強会等を実施している。
３	同性のパートナーがいる従業員に対し、福利厚生等の社内制度を利用できるよう配慮している。
４	性自認、性的指向等に関する従業員向けの相談窓口を設置している。
５	性自認に基づく通称名が使用できるよう配慮している。
６	就業時の服装について、性自認に配慮している。
７	性的マイノリティ当事者である従業員が利用しやすいよう、トイレ、更衣室等の環境整備又は配慮を行っている。
８	接客対応をしている従業員（アルバイト等を含む。）に対し、性的マイノリティに関する研修、勉強会等を実施している。
９	事業所の内部又は外部にレインボーフラッグを掲示する等、アライ^＊４であることを表明し、性的マイノリティ当事者が利用しやすい環境づくりを行っている。
10	窓口等で顧客を呼ぶ際に、戸籍上の性別が推知されないよう、名字又は番号で呼ぶ等の配慮を行っている。
11	申込書類等において、不必要な性別記載欄を設けない、男女以外の回答欄を設けている等の配慮を行っている。
12	性的マイノリティ当事者である顧客が利用しやすいよう、トイレ、更衣室等の環境整備又は配慮を行っている。
13	事業所として性的マイノリティに関する講演会、啓発イベント等に、協賛又は参加している。
14	性的マイノリティに関する講演会、啓発イベント等について、従業員向けに出席又は参加の勧奨を行っている。
15	事業所内部又は外部に向け、性的マイノリティに関する冊子の配架、ポスターの掲示等の啓発活動を行っている。