ID番号:4805 2018年6月14日
★ 「がまん」編
「がまん」と一言でいっても
本当はがまんさせる必要がないのにこどもに「がまん」を強いていることってないですか?
「これはダメ。」「あれもダメ。」ではこどもは「がまん」ばかりになってしまいます。そして親はストレスがたまります。
本当に必要な「がまん」って何でしょう?
辺り構わず走り回り道路に飛び出す。
包丁などの刃物を手にする。
ガスの火をつけようとする。
公共の場で大騒ぎをする。
スーパーなどで商品を触る。
レストランで走り回る。
「ばーか」
「あの人、変だよ」
大切なことはこどもに不必要な「がまん」をさせないこと
これはこどもにとって本当に必要な「がまん」?
親の都合で「がまん」させていない?
ちょっと一呼吸おいて考えてみましょう。
Q:2歳11か月の娘ですが、「待って!」と言っても「待てない~。」と泣き叫びます。どんな言葉をかけたらよいですか。
A:きっとママに何かをしてもらいたくてお願いしたのにすぐにやってもらうことが出来なかったんでしょうね。着替えの途中だったり、お料理や家事の途中で、手を放すことが出来ないママの姿と、今すぐに自分の希望をかなえて欲しいこどもさんの姿が目に浮かぶようです。
ここで感心するのは、こどもさんが泣くだけでなく「待てない。」と自分の気持ちを言葉にして言うことができていることです。気持ちを伝えてくれたことをまず受け止め「言ってくれてありがとう。あなたの気持ちはわかっているよ。」と伝えてあげてください。その後に「ママが今している○○が終わったらあなたのことをするから」と具体的に話してあげてください。
親の都合で「がまん」してもらっているときには、理由をしっかり伝えてあげることと、「がまん」してくれていることにありがとうの言葉と、ぎゅーと抱きしめるスキンシップをして、一方通行ではない双方向の関係づくりをしましょう。
Copyright Seto City All Rights Reserved.