ID番号:4774 2017年3月31日
★春の健康
Q:5歳の男の子ですが、4月に年長になるので嬉しそうにしているのですが、時々「部
屋がかわるのはいやだな!」とか「○○先生、違うところに行っちゃうんだ!」と
言ったり、今までしなかった指しゃぶりをしたりします。どのような対応を親はし
たらよいのでしょうか?
A:この時期は進級を迎える時で、多くの子どもたちが「一つ大きくなるんだ!」と
喜びでいっぱいになる時期です。しかし、大人の期待を過剰に受け止めて気持ちが
不安定になる子どもさんもいます。今までしなかった指しゃぶりもそのあらわれか
もしれませんね!新しい環境に慣れていくまでは、新しいことにストレスを感じて
いるんだなあと受け止め、指しゃぶりの行為を気に止めず、子どもさんの不安な気
持ちに寄り添ってあげてください。
Q:3歳の子どもですが、大人のように連続でくしゃみをしたり、時には眼が充血した
りします。子どもも花粉症でしょうか?また、症状が軽減できる良い方法はないで
しょうか?
A:最近は花粉症のこどもさんが増えています。花粉症の場合、外出から戻ってきたら
衣服についた花粉を払い落し、手や顔を洗うことでずいぶん違います。また、外出
前に子ども用の目薬や点鼻薬を指すのも有効です。症状がひどい場合は、医師に相
談してみてください。
Q: 4歳9か月の子どもですが、時々おねしょをします。おねしょが続くと、ついつ
い「大きくなったのにまだおねしょするの!」と言ってしまいます。大丈夫でしょうか?
A: 子どもは、ぼうこうが小さいうえに、尿量を調節する「抗利尿ホルモン」の分泌が不安定で
す。そのため夜間、無意識のうちにぼうこうに入る以上の尿が作られ、あふれてしまうことがあり、これがおねしょです。7歳ぐらいまでのおねしょは、あまり心配しなくても大丈夫。毎晩続くと、洗濯物など大変かと思いますが、大人が心配したり、叱ったりすることで、子どもにストレスを与えないように、気をつけましょう。
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