瀬戸蔵ミュージアム企画展情報
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企画展「瀬戸の青磁-その始まりと展開-」
令和3年1月16日(土)~令和3年4月18日(日)
「青磁」とは釉薬中の微量の鉄分を反応させて青緑色などにするやきもので、含まれる鉄分の量や、素地の成分、焼成方法などによって発色が異なるため、地域や時代によって多彩な製品が生み出されてきました。
中国や朝鮮半島などからやってきた宝石と見まがう輝きを持つ、このやきものに日本人は強い憧れを抱きました。そして17世紀初頭に九州肥前地方において日本初となる青磁の生産が始まり、その後各地へと広まっていきました。
瀬戸では19世紀初頭前後に磁器生産が開始され、肥前の青磁生産開始から約200年後に青磁の生産が始まりました。江戸後期の瀬戸の磁器生産は染付がその中心で、多くの作品・資料が残されていますが、青磁に関しては伝世品や出土例もあまりなく、生産量は限られたものであったと推測されます。
明治時代に入ると、呈色剤としての酸化クロムの使用が始まり、また色彩豊かな絵付や他の釉薬との併用など、様々に装飾された「青磁」がつくられるようになり、広く一般に浸透していきました。
今回の展示は瀬戸におけるこうした青磁への取り組みを、草創期の江戸後期から、明治・大正期までの作品を中心にご覧いただきます。
◇主な展示品 青磁陽刻染付龍濤文大花瓶、青磁釉下彩花鳥図蓋付大飾壺、青磁陽刻上絵金彩花鳥図花瓶、青磁人形手皿など約110点
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企画展「SAMS陶展」
令和3年2月27日(土)~令和3年4月18日(日)
SAMSとは、愛知県陶磁器工業協同組合に加盟する窯元の若手で構成する瀬戸陶磁器青年研修会(会長 島倉 大)の愛称で、瀬戸市内の瀬戸、赤津、水野、品野の各地区のローマ字の頭文字にちなんでつけられ、「瀬戸焼のPR」、「新しいデザインの模索」、「消費者ニーズの開拓」を目的に活動を行っています。
今回の企画展はSAMS会員6名による約120点の作品が展示されます。作品は伝統的な釉薬・技法を駆使しながら新しい感覚でつくられた器などが並びます。
出展者:加藤勝利((有)生宝陶苑)、加藤正樹((株)文山製陶所)、鈴木槙人((有)松峰園製陶所)、島倉 大((有)竹堂園)、長江恭平(忠良製陶(有))、水野恒実(水義製陶所)以上6名
主な展示品 jコラボ土鍋 太 6寸サクラ柄、葉形鉢クリスタルブルー、詩花 Mボール、Mimiランチプレート、7寸丸皿、強化粉引釉10.0寸だ円ボールなど約120点
企画展「せとでんの電気機関車」
令和4年3月31日(木)まで |
電気機関車は昭和2年(1927)から平成19年(2007)までの80年間にわたりせとでんを走りました。現在は見ることができなくなった電気機関車のデキ200形・デキ370形の写真を中心にかつての雄姿を紹介します。 |
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