No.1082 招聘作家作品展・アートギャラリー
更新日:2023年3月2日
ID番号: 33787
現在、瀬戸信用金庫アートギャラリーでは「瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム2022-2023招聘作家作品展」が開催されています。これは、文化庁の「アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業」として、本市に招聘した作家の作品展です。今回はスペインの陶芸作家 セシル・リバスさん、福岡の陶芸作家 黒木由美さんが、昨年10月から約2か月間、瀬戸に滞在し作品を制作されました。
リバスさんは、「触れることで音の鳴る作品」をテーマに制作しています。展示された作品には、「優しく触れてください」と表示されていて、そっと触ってみると、とてもやさしい音がしました。彼女は、瀬戸のまちが自分のホームタウンのように感じたという経験が、作品に込められているといいます。また、瀬戸は陶芸を学びインスピレーションを得るのに素晴らしい場所と述べています。
黒木さんは、釉薬による造形表現を追求した制作を試みています。焼成することで発泡する釉薬の試験を繰り返し、170を超えるテストピースを製作しています。会場のメッセージには、「釉薬の研究所を訪問、釉薬の豊富さに刺激を受けた」とあり、そのテストピースは、造形的な面白さを感じました。
本市は、このようなプログラムを実施できる環境があります。それは誇りであり、この環境を多くの方に利用してもらい、工芸文化のレベルを高めていただきたいと思います。
作品展は3月26日(日)まで開催しています。入場料は無料です。ぜひご覧ください。
伊藤保德
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