No.1074 新世紀工芸館・研修生作品展
更新日:2023年2月17日
ID番号: 34252
2月16日(木)、新世紀工芸館の企画展「第19期研修生修了作品展 第20期研修生作品展」を観に行きました。新世紀工芸館では、陶芸とガラス工芸の人材育成を目的として、各研修生を受け入れ、工房での自由な制作活動を支援しています。企画展には7人の作品が展示してあり、今回2人の研修生、19期陶芸コースの古田博世さんと20期陶芸コースの中山梨絵さんから制作意図などを聞くことができました。
古田さんのうつわの作品「薫風」は、日本的情緒を具現化し、実際に使われている光景が思い浮かぶものでした。中山さんの作品「Sweet Death Spot」は、陶芸の分野を越え、絵画と組み合わせた空間芸術という印象で、独特の世界観でした。また、他の方の作品も一見自由奔放のようで、それぞれに強い思いのあることがわかる作品でした。
新世紀工芸館は、瀬戸の持っている陶芸やガラス工芸の伝統的文化や技術を学びながら、創造力を高める場です。今後も、技術はもとより、ものづくり風土から感じられたことなどを創作活動に活かしてもらいたいと思います。
また、このような活動を通じて、瀬戸の関係人口がますます多くなることを願っています。
伊藤保德
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