No．954　5周年記念・瀬戸こども将棋大会

　8月27日（土）、「瀬戸こども将棋大会」が3年ぶりに開催されました。今回は、指導対局をしてくださるプロ棋士として、藤井聡太五冠の師匠の杉本昌隆八段をはじめ、竹内貴浩指導棋士四段、室田伊緒女流二段、中澤沙耶女流二段、脇田奈々子女流初段、そして大会審判長に中山則男指導棋士六段をお迎えし、日本将棋連盟東海普及連合会に多大なるご協力をいただきました。

　会場には、141名の応募者から抽選で選ばれた約70名（小学2年生以下、小学3・4年生、小学5・6年生の3クラス）の参加がありました。藤井聡太五冠の活躍が、子どもたちにとってあこがれの的になっていることは間違いなく、本市としても藤井五冠の応援とともに、将棋文化の普及、振興に尽力しなければならないと考えています。

　大会は、予選から勝ち抜いた子どもたちが、準決勝、決勝を戦い抜き、優勝、準優勝、第3位、敢闘賞の表彰が行われました。入賞された皆さん、おめでとうございました。入賞の景品には、瀬戸らしく陶器茶碗を進呈しています。また、指導対局には、ほぼ全員が棋士の皆さんからご指導いただき、とても貴重な体験ができたようです。

　多くの子どもたちが将棋を通して、健やかな成長を支援するべく、今後も、ますます充実した内容で開催してまいりたいと思います。

伊藤　保德