No.925 瀬戸保護区保護司会、創立70周年
更新日:2022年7月26日
ID番号: 4280
7月は「社会を明るくする運動」の強化月間です。本市でも、瀬戸保護区保護司会が主体となって街頭キャンペーンなどの啓発を行っています。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の立ち直りについて理解を深め、犯罪や非行のない地域社会を作ろうとする全国的な運動です。そして、保護司とは、罪を償い、再出発をしようとする人たちの立ち直りを導き、助け、再び犯罪や非行に陥ることを防ぐ方のことです。ボランティアでありながらとても大切な役目を担っている保護司の活動を、ぜひ皆さまに広くご理解いただきたいと思います。
この度、同保護司会が今年で創立70周年を迎えるにあたり、7月15日(金)に記念式典が開催されました。これを機に、さらなる活動推進への理解と協力を願っての開催でもあります。
講演の特別ゲストに、俳優の宇梶剛士さんをお招きしました。ご自身の波乱の人生を振り返るなかで、非行に走った子ども時代の心や親への反発心、少年院での生活、そして保護司さんとの出会いなどを聞かせてもらいました。宇梶さんが出会った保護司から、「目がきれいね。生まれつきの不良の子なんてこの世に一人もいないもんね。」とかけられた言葉が忘れられないとのことでした。
私たちの近くに、ひょっとするとそうした言葉を待っている人がいるかもしれません。「人は人によって生かされる」ということを強く感じました。
伊藤 保德
このページに関するお問い合わせ先
シティプロモーション課
電話:0561-88-2658
E-Mail
:
citypromo@city.seto.lg.jp