No.735 パラリンピックで銅メダル
更新日:2021年10月11日
ID番号: 3562
緊急事態宣言が解除となり、少し今までの日常が戻った気がします。市役所の人の流れを見ていてもそう感じます。市役所の東庁舎に東京オリンピック・パラリンピックでの活躍を称える懸垂幕が2本掲げてありますが、その内の一本、東京パラリンピック「ユニバーサルリレー」で見事銅メダルを獲得された大島健吾選手が来訪されました。
公式ユニフォームであらわれた大島選手とは初対面ですが、テレビで何度も見ていることもあり、随分前から知っているような気分で「競技のこと」「パラリンピックの雰囲気のこと」「銅メダルを獲得した実感」「まわりの人達の反応」などの話を聞き、感動を新たにしました。
同行の名古屋学院大学陸上部部長の松田先生からも、大島さんの人柄や練習に取り組む姿勢なども聞き、改めて「伸びしろが大きい」ということを感じました。
大島選手はユニバーサルリレー以外にも出場されましたが、その100m(T64クラス)において素晴らしいスタートダッシュを観た時、テレビの前で思わず立ち上がり「よし、行け!」と叫んでいました。残念ながら決勝には進めませんでしたが、「まだまだ伸びる・・・」と大きな可能性を感じました。恐らく応援している多くの人たちもそう感じたのではないでしょうか。
大島選手から首に掛けてもらった銅メダル。思いのほか重く、嬉しい体験でしたが、彼自身にとっては通過点なのかもしれません。パラリンピックという大きな舞台で、キチンと課題を見つけられ、次に向けての決意を聞き、大きな期待を持ちました。引き続いて応援していきたいと思います。
伊藤保德