No.729 市制施行記念日
更新日:2021年10月4日
ID番号: 3545
本市は昭和4年10月1日に愛知県下5番目の市として誕生し、今年で92周年となりました。
2年前の90周年記念式典の折、「これからの10年、100周年に向けての歩みを始める」と宣言し、その具体的な事業として「加藤民吉顕彰事業」を始めました。
私は、市制施行記念日を節目のみ行う催事だけではなく、毎年、その都度「過去を振り返り、未来を見据える事業」として位置付けたいと考えています。そういう視点で今回の「市制施行記念日に行うべきこと」を考えました。コロナ禍という環境が、従来から続けてきた行事そのものを見直す機会となったこともあり、長く新年祝賀式で行っていた公益功労・市制功労の表彰や叙勲の披露を市制施行記念日に実施することにしました。
改めて記念日を説明するならば、「感謝の気持と未来への歩みを表明する日」ということです。そしてその第一回目が本年10月1日の記念行事でした。
式典では、公益功労者、市政功労者には表彰状を、叙勲受章者はお名前のご紹介を、また今回はコロナ禍における医療活動に対し格別なご協力をいただいている瀬戸旭医師会、瀬戸歯科医師会、瀬戸旭長久手薬剤師会の三団体に特別感謝状を贈呈しました。そして、未来への歩みとして式辞の中で「次代を担う子どもたちへの教育」について取り組み姿勢を述べました。
「感謝の気持ち」「未来への歩み」を分かりやすく、そして的確に表す方法はいろいろあると思います。今後も検討を重ね、価値ある記念日にしてまいります。
伊藤保德