No.718 JAあいち尾東の機関誌
更新日:2021年9月9日
ID番号: 3490
毎月発行されている、JAあいち尾東の機関誌「ぐりんぷらざ」を、いつも興味深く拝見しています。特に、2~3年前からSDGsの取り組みが始まり、従来からの事業についてもSDGsの17のゴールに関係づけながら日常の活動の様子が紹介されていて、参考にしております。
今回の9月号は、トップ記事で「自己改革・取り組みの成果紹介」として、営農指導の強化と農産物販売の強化についての活動内容と成果の紹介があり、農家の方にはとても参考になる内容だと思いました。そして次の「クローズアップ」では、東郷イチジク分科会の取り組みと、イチジク農家の「おいしいイチジクを作りたい!」という思いを持っての取り組みが取り上げられていました。
記事は農業に関わるものが中心ですが、それ以外にも様々なニュースが載っています。その中で「笑顔のひろば」というコーナーがあります。今回は、瀬戸陶芸界において練り込み技法の第一人者である、本市在住の陶芸家水野教雄さんが紹介されています。
記事の中で水野さんは、「練り込みが好きだから50年近くやってこられた。作品を気に入ってくれた方が愛でてくれると嬉しい。これから“練り込みをやりたい”と思う人が増えて大勢の人が取り組むことで、新しい手法や表現方法が増えていくと良いと思う」と語っています。
取材中、笑顔を絶やさず応じられたであろう姿を想像しながら再び読み返すと、私も自然に笑顔になってくるような、うれしい記事でした。
伊藤保德