No.653 せと陶祖まつり開催
更新日:2021年4月20日
ID番号: 3185
4月17日(土)・18日(日)、陶祖まつりが2年ぶりに開催されました。待ちに待った開催でしたが初日の17日は終日雨、2日目もお昼前から雨、続いてヒョウまで降り、冬を思わせる寒い日となりました。
せと陶祖まつりは、「陶祖 藤四郎(加藤四郎左衛門景正)」の遺徳を偲ぶお祭りとして、昭和37年に始まり今年で60回を数えます。毎年4月の中旬に開催されていますが、昨年の4月は、新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が発出されたこともあり中止となりました。本年も第4波の到来を思わせる中でしたが、関係者が万全の感染防止対策をとっての開催でした。
屋外での「せともの楽市」などは天候の影響を受けましたが、雨の合間に顔を出し品定めをされるお客様もみえ、「開催して良かった」という声が多かったようです。屋内での催しはまずまずの来場があったようで、次につながる良い催事だったと聞きました。祭りやイベントにおいては「集客こそが価値」というような考えでしたが、コロナ禍は催し物そのものを根本的に見直す機会になったと思います。
地域挙げてのお祭りは、文字通り地域の伝統文化の一つであり、今に生きる者の責任として次代に継承させ、知恵を絞って何とかしていきたいものです。
そんな思いから、写真は「賑わい」の光景ではなく、「せと陶祖まつり」のパンフレットと陶祖の供養が営まれた「宝泉寺」の写真を紹介します。
伊藤保德
このページに関するお問い合わせ先
シティプロモーション課
電話:0561-88-2658
E-Mail
:
citypromo@city.seto.lg.jp