No．646　藤井二冠の記念切手

　マスコミにも取り上げられ、話題となっている藤井聡太二冠の「オリジナルフレーム切手」が4月1日（木）から発売されました。そして、6日（火）には、日本郵便株式会社中尾張地区連絡会様から、本市へ贈呈いただきました。この贈呈式も新聞等で報じられ、藤井二冠への注目度は増すばかりです。

　連絡会の代表や瀬戸郵便局の方々が市役所にお越しいただき、発売の経緯などについて話を伺いました。14歳の藤井聡太さんがプロ棋士としてデビュー、最初の対局で加藤一二三九段に勝利し、注目を集め、その後の連勝新記録を達成されたころ、記念切手制作の話は出ていたようで、八大タイトルを獲得される頃には「ぜひとも・・・」ということだったそうです。もう少し先の話かと思っていたところ、昨年6月からの「棋聖」「王位」への初挑戦で見事に勝利されました。「準備が追い付かない程のスピード出世です」との事でした。

　切手の正式名称は、「史上最年少二冠達成　藤井聡太八段」の全国版と愛知県版です。藤井二冠への応援はもとより、本市への貢献も考えてのフレーム切手の発行であり、今後もいろいろ検討してまいりますとのお言葉もいただきました。

　コロナ禍の現況やこの後の社会を考えるとき、連絡手段のデジタル化は潮流ですが、一方では、手紙やはがきの良さが見直されると思います。記念切手の発売を機会に「郵便活用」の方策を検討したいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伊藤保德