No．645　まちの課題解決活動、応援

　4月3日（土）、「令和3年度まちの課題解決活動応援プログラム」の公開審査会が開催されました。市民の皆さんが、自らまちの課題解決に取り組む活動に対し支援金を交付しており、その活動内容について審査をして支援金額を決定しています。もう18年も継続している事業ですが、初期に、私も地域でまちづくり活動を行っていた頃に、数回支援を受けたことがあります。

　そうした思い出もあり、会場を伺ってみました。参加した8グループの多くは顔見知りで、日頃から様々な活動でご協力をいただいている方々でした。

　1グループの発表時間は3分ですが、4人の審査員からは次から次へと質問が飛び、10分近くを要したやり取りの内容は、とても勉強になりました。

　発表された8つのプログラムは熱い思いのこもったものばかりでした。市としては、「支援金の交付事業」として対応するだけでは十分ではないのでは、と感じました。　　　

　これからの活動を通じ、こうしたグループと市の「協働」の可能性を検討したいと思っております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伊藤保德