No.644 スッキリ窯神神社
更新日:2021年4月8日
ID番号: 3160
磁祖・加藤民吉翁が祀られていることで知られている窯神神社。元々は、民吉翁の請願によって、1824年(文政7年)に置かれた遥拝所で、ご神体は民吉翁所有の菅原長親の筆による三神の掛け軸であったそうです。1826年(文政9年)には、民吉翁を「丸窯神」として合祀し、窯神神社となったとのことです。
現在の社殿は、1964年(昭和39年)に改築されたもので、丸窯を模したコンクリート製の建物の中に桧造りの祠を祀る独特な神殿となっています。陶土採掘場を背に高台にある神社は展望台もあり市街地を一望できるようになっています。当時は多くの人が神社から眺望を楽しまれたと思いますが、最近では周辺の木々が成長して眺めを遮っていました。
そこでこの度、「あいち森と緑づくり事業」として、樹々の整備をしていただきました。先月末、参拝に出かけましたが、境内は見違えるほどすっきりとしました。今まで全く気がつかなかった石碑もありました。そして展望台からの眺めを楽しんできました。
来年は、磁祖・加藤民吉翁の生誕250年です。記念の行事は昨年度から始めていますが、まずは「加藤民吉翁の顕彰事業」から始め、これから「磁器製法修得の地との交流事業」などを進めていきます。
「せともののまち 陶都・瀬戸」の中興の祖・加藤民吉翁を偲びにぜひお出掛けください。
伊藤保德
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