No.643 桜の古木
更新日:2021年4月6日
ID番号: 3158
毎年の桜の開花は「春到来のニュース」とともに心を躍らせますが、コロナ禍の昨年や今年はいささか違う感情を持たれた方も少なくないのではないでしょうか。3月21日(日)に名古屋で開花宣言。瀬戸市は2日ほど遅くに開花し、3月末には満開となりました。
コロナ禍で、花見をはじめこの時期多く予定されたはずの多くの行事は、中止や規模の縮小という処置がとられ、更には「自粛要請」があり、とても「春の気分」には浸ることができなかった方も多いことでしょう。そうした気持ちがあったせいか、名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」北側の駐輪場の真ん中に一本立つ桜の古木が気になりました。
写真を撮ったのは3月29日(月)で満開です。しかしよく見ると、その木は古木で、花は新しい枝についていました。桜(ソメイヨシノ)の寿命は60~70年くらいと聞いたことがあります。寿命が尽きると立ち枯れするようですが、幹の途中から新しい芽が出て、きちんと養生すれば再生するとも聞きました。
駐輪場のど真ん中に残された桜の古木。これからどうすべきなのか、よく考えようと思います。
伊藤保德
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