No.638 ダイバーシティ経営
更新日:2021年4月1日
ID番号: 3143
瀬戸市内には多くの優良企業がありますが、地域に優良な企業が多くあることは、自治体運営において大きな力となることから、市長就任以来、企業誘致には特に力を入れています。誘致により、多様な働く場ができることで、瀬戸で生まれ育った子供たちが将来地元の優良企業に就職し、様々な立場で活躍してもらい、瀬戸市がますます発展していくことを願っています。
企業の優秀さは、規模の大小ではなく、「企業経営に対する理念、姿勢」にあると思っていますが、その一つとして「ダイバーシティ経営」があげられます。
「ダイバーシティ経営」とは、多様な人材(性別・年齢・人種や国籍・障害の有無・価値観などの多様性だけではなく、キャリアや経験、働き方などの多様性も含みます。)を生かし、その能力を最大限発揮できる機会を提供することで価値創造をする経営のことです。こうした経営を促進するため経済産業省では大臣表彰制を実施していますが、この度「大橋運輸株式会社」様が、「新・ダイバーシティ経営企業100 選プライム」に選ばれ、そのご報告に市役所にお越しいただきました。
同社は、平成23 年から10 年にわたって、女性や外国人、高齢者、障害者など多様な人材が働きやすい環境の整備を行うなかで、サービスの向上や業績拡大に成功され、中小企業として全国初の受賞となりました。
瀬戸市の「企業アンバサダー」としても活動いただいていますが、懇談の中で次なる活動についてもお聞かせいただき、とても頼もしく感じました。
「ダイバーシティ経営」を多くの企業に挑戦していただければと思います。
伊藤保德