No.633 瀬戸蔵ロボット博開催
更新日:2021年3月31日
ID番号: 3131
3年に一度開催している「瀬戸蔵ロボット博2021」が開催されました。春休みの5日間、会場である瀬戸蔵は連日子どもたちや親子連れで賑わっていました。
この博覧会は、2005年に開催された「愛・地球博開催継承事業」として位置づけられていますが、「ロボットと未来の夢」というテーマのもとに、大学や企業が取り組んでおられる最新ロボットの展示・実演や最新技術を紹介し、未来を担う子どもたちに「ものづくりの喜び」や「チャレンジすることの楽しさ」を伝えるとともに、未来想像力を養ってもらうとの願いをもって開催されています。開催当初の来訪者は市内の子どもが中心でしたが、近年では近隣市からの来訪も増え、意義ある催しとなっています。
私も欠かさず出掛け、多くの刺激を受けていますが、今年はサービスロボット「らぼっと(LОVОT)」がとても印象的で、小さな子どもたちに大変な人気でした。私も少し体験させていただきましたが、「らぼっと」を優しくなでると嬉しそうな目をしてくれ、癒されます。コミュニケーションの一種とも言えます。私は一人住まいの方々のペットがわりにいいのではないかと思いました。
今回も、愛工大の皆さんをはじめ、多くの方々のご協力で実現できているロボット博ですが、年々進化し、今回で3回目になります。
ロボットに何かを任してしまうというより、日常生活の中で、協力しながら何かをやり遂げ喜びを感じるような社会が来ているような気がします。
伊藤保德