No．629　瀬戸の豚・出荷再開

　3月20日（土）、道の駅「瀬戸しなの」において、瀬戸の豚出荷再開のイベントが行われました。道の駅「瀬戸しなの」開設10年を迎え、「おかげさまで！ありがとう！」と銘打ち、10周年祭を20日（土）、21日（日）の両日開催されており、その初日のイベントとして、市内三つの養豚農家による「瀬戸の豚・出荷再開宣言」をいたしました。

　ちょうど二年前、豚コレラの発生により、市内三件の養豚場で飼育されていた豚全てを殺処分することとなりました。その数11,206頭でした。当時の「瀬戸豚」は、道の駅などで知名度が上がり、「これから本格的に」という時期であり、計り知れない衝撃を受けました。

　全くのゼロからの出発で、多くの困難の中で懸命な努力を重ねられた結果、本年2月には、三社揃っての出荷が可能となり、「瀬戸の豚売り出し再開」のPRの場となりました。

　ステージに三社の代表がそれぞれ登壇され、再開へ向けての経緯とともに、多くの方々からの励ましや支援をいただいたことへの感謝の言葉が述べられました。

　生産者の心情をお知らせすることができ、主催者としても嬉しく思っています。

　今後、豚肉とともに加工品や調理メニューなど積極的に提案されますので、大いに利用していただきたく思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　伊藤保德