No.1116 第62回せと陶祖まつり・神事
更新日:2023年4月21日
ID番号: 37926
4月15日(土曜日)・16日(日曜日)は、第62回せと陶祖まつりでした。15日午前10時、奉祝花火(号砲)が打ち上げられ、それを合図に「陶彦社祭典」が始まりました。この行事は、陶器づくりの技法を瀬戸の地にもたらした陶祖 加藤四郎左衛門景正(藤四郎)の遺徳を偲び、感謝の意を込め、陶彦社で祭礼を行うものです。
陶彦社は深川神社の境内にあります。社殿の前には、石製の狛犬が鎮座し、願をかける人が頭などを撫でています。また、深川神社には藤四郎が奉納したといわれる陶製狛犬(文化財)もあり、それにちなんでせと陶祖まつりでは「こま犬づくり」や「こま犬絵付け」などの体験コーナーが開かれています。愛知県陶磁美術館にも「陶製狛犬」が所蔵されていることから、瀬戸蔵では、こま犬展やこま犬ワークショップが行われています。
祭典の後は、陶祖公園六角堂で「陶祖供養」が行われました。翌日には「こども獅子奉納」があります。この祭典や供養などの神事は、祭りにおいてとても大切な行事です。古来から絶えることなく続く神事をしっかりと次代、特に子供たちに引き継ぎ、この地の文化を築き上げて欲しいと思います。雨の初日、陶祖の遺徳を偲びながら静かに感謝いたしました。
伊藤保德
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