民吉「磁祖加藤民吉顕彰事業実行委員会」(No.359)
更新日:2023年4月17日
ID番号: 37814
4月6日(木曜日)、令和5年度第1回磁祖加藤民吉顕彰事業実行委員会が開催されました。
令和4年度は、民吉フォーラムや勉強会、視察研修、天草での「瀬戸焼展」、せともの祭での民吉関連イベントの実施など、多くの皆さまに民吉の功績を示す事業を行うことができました。今年度もフォーラムや勉強会のほかに、民吉没後200年プレ事業として、グッズの製作や映像制作、また、子供向け民吉紹介冊子の改訂などを行ってまいります。
本市は、磁祖・加藤民吉の九州修業最初の地である熊本県天草市と交流連携協定を締結しています。当時民吉にかけていただいたご厚情に対し、そのご恩を交流を通してお返ししていきたいと思っています。市役所同士の交流だけでなく、子どもたちも積極的に交流を図ってまいります。
民吉は、長崎県の佐々町にも修業に行きました。3年の九州修業のうち、ほとんどが佐々町ということがわかっています。したがって、民吉研究の核は佐々町にあるといってもいいほどですが、残念ながら記録が少なく、事実検証などが十分にされないまま時が過ぎています。先人たちが、現地に何度も足を運んでいますが、磁祖と仰がれる以上、真実を解き明かしていくことが大事だと思います。その意味からも、佐々町との交流を充実させていきたいと思っています。
本市が目指す「住みたいまち 誇れるまち 新しいせと」の「誇り」の一つが加藤民吉翁であることは間違いありません。今後の事業に対し、ご理解とご協力をお願いします。
令和5年4月10日
瀬戸市長 伊藤保德