No.1096 せとCGキッズ&アドバンス
更新日:2023年3月29日
ID番号: 35079
本市は、10年前から子どもたちに、CG(コンピューターグラフィック)教育を始めました。これは、次代を担う子どもたちに先端のデジタル技術に触れながら、体験的に創造力を高めてもらい、近い将来、産業創造の力になってもらうことを目的とするプログラムです。5年前からは、高校・大学生向けにさらに高度な知識技術を習得する「アドバンス」も発足しています。発足時から毎回応募が多く、コロナ禍もあって「オンライン研修」へと一気に変更したため、毎回100名以上の子どもたちが参加してくれています。
この度、第12回CGキッズプログラム&アドバンス完成記念イベントを3月19日(日曜日)に開催しました。子どもたちが3Dでオリジナルキャラクターを作り、宝探しを行うものです。昨年11月に本市のホームページに「バーチャル瀬戸」がオープンし、そのバーチャル空間を活用しながらイベントが行われました。私もアバターの市長として登場し、開会式の挨拶をしました。ゲーム経験のない私にとって、アバターの操作はとても興味深く、その面白さについ夢中になってしまいそうです。
バーチャル瀬戸は、新しい取り組みをバーチャル内で試行し、その後リアルな世界で実現したり、リアルの世界では難しいことをバーチャル瀬戸で行うなど、2つの世界を組み合わせることにより、瀬戸の魅力をより感じていただける可能性があります。
今回のイベントで嬉しかったのは、子どもたちが楽しんでくれたことです。多くの子どもたちが、新たな視点でまちづくりに関わってくれることに大きな期待を持っています。
伊藤保德