No.1092 市立図書館の玄関展示
更新日:2023年3月23日
ID番号: 34770
市立図書館の玄関展示には『家康と徳川家』の関連著書が並んでいます。同館では、読書に親しむ動機付けとして玄関展示を行っていますが、家康に絞らず、「プラス徳川家」とした点が工夫したところです。
NHK大河ドラマ「どうする家康」の影響もあり、家康ブームです。愛知県にとっても三英傑を取り上げてもらうことは、地域の活性化のためにも多大な効果が見込まれ、今や「大河ドラマ」は社会現象となるほどの注目番組になっています。
家康の生まれた岡崎が注目されるのは当然ながら、徳川御三家の一つ尾張徳川家は名古屋城に象徴され、その初代藩主が徳川義直公であること、そして義直公の廟所が瀬戸市の定光寺にあるということから2冊の本に目が留まりました。
1冊目は、義直公と春姫様を取り上げたもの、2冊目は、水野地域の今と昔を取り上げた歴史文化誌です。徳川家と地域とのかかわりなどを知ることができ、とても勉強になる本です。
特に「水野の郷 今/昔」はお薦めです。歴史は、古い順番に見るのではなく、今を起点にさかのぼることによって、理解度が大きく違うということに気づける本です。理解を深めることにより、大河ドラマに登場する人物や地名などを発見した時、もう少しくわしく知りたい、ぜひ人に薦めたいと思うようになるはずです。
ぜひ、市立図書館へ出かけ、これらの本をお読みいただきたいと思います。
※『家康と徳川家』の関連著書の展示は2023年3月22日(水曜)で終了しました。次回は春をテーマに関連図書を展示をしています。
伊藤保德
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