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No.1086 藤井聡太五冠「名人戦」挑戦権獲得

更新日:2023年3月12日

ID番号: 34533

 3月8日(水)、第81期順位戦A級プレーオフ 藤井聡太竜王VS広瀬章人八段の対局が、東京・将棋会館で行われ、藤井五冠が125手で広瀬八段に勝ち、渡辺明名人への挑戦権を獲得しました。

 この日は一日中、勝負の行方が気になっていました。将棋界で最も古い伝統がある称号であり、竜王と並んで将棋界の頂点に手が届くところまで来ました。藤井五冠の子どもの頃からの夢だったようです。頭に浮かんだのは、天才と呼ばれる人の「描いた夢への挑戦力」です。本市には、7歳で世界大会に出場した小学生ゴルファーの加藤金次郎さん(12歳)もみえますが、2人とも大きな夢に向かって超人的な努力をする、このことをもって天才と呼ぶのだと改めて思います。

 また、新聞各紙に「名人戦、挑戦権獲得」の内容が報じられていました。そのなかに、名人位最年少記録を保持する谷川浩司十七世名人へのインタビュー記事がありました。

 若いころの自分と藤井五冠を比べ、「考えた時間の総量」の違いを述べています。対局時の持ち時間の使い方のことです。谷川氏の新人の頃は持ち時間を使い切ることができず、「藤井さんは惜しみなく時間を使って考えてきた。その積み重ねが彼を強くした」と語っています。さらに、藤井五冠がA級入りしたころは、記録が塗り替えられることを想像し、複雑な心境になったことを明かしながらもその後の活躍を見て、「藤井五冠の記録に絡むのは、むしろ光栄だと思うようになった。」と述べられています。素晴らしいお考えで、名人という位を持った人となりが見えた気がします。

 名人戦は4月5日(水)、6日(木)に第一局が予定されています。現在、対戦中の王将戦、棋王戦のタイトル防衛・獲得と、七冠、八冠へ向けて、皆さまの応援をよろしくお願いします。

 

伊藤保德

 

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電話:0561-88-2658

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