No.1077 陶のまち瀬戸のお雛めぐり
更新日:2023年2月24日
ID番号: 33766
瀬戸の早春の風物詩としてすっかり定着したイベント「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」。今回で22回目になります。始まった当初は、商店の店先などにお雛さまを飾り、市内を散策しながら楽しんでもらうイベントでした。その後、お雛めぐりイベントの象徴となった「ひなミッド」が登場しました。高さ4メートルのピラミッド型の巨大ひな壇に、約800体の陶磁器・ガラス製の創作雛が並んでいます。私が観に行った時も、多くの人が写真を撮影していました。
このお雛めぐりは、じっくり時間をかけて、「お雛さまギャラリー」を訪ね歩くことをお勧めします。35ヶ所のお店などで工夫を凝らしたお雛さまが展示されていて、まちを散策しながら、お気に入りのお雛さまと巡り合えるかもしれません。また、協賛事業も同時に行われていて、パルティせとの「福よせ雛プロジェクトinパルティせと」や旧山繁商店では「享保雛と古布のお雛様」など、ユーモアのある楽しいお雛さまや、歴史を感じるお雛さまを観ることができます。
なお、瀬戸ならではの体験イベントとして、「瀬戸焼のお雛さま作り体験」や「ノベルティおひなさま」、「誰でも気軽に瀬戸染付」など、趣向を凝らした制作体験ができます。そして、お雛ランチ&スイーツもお勧めです。
お雛めぐりが、長きにわたって開催できているのは、関係者をはじめとした皆さまのおもてなしの心があるからだと思います。どう見せたら喜んでもらえるのかと工夫を凝らし、一生懸命取り組んでいる人たちに支えられて運営ができています。本市の誇りでもあります。
お雛めぐりは、3月5日(日)まで開催されています。ぜひお出かけください。
伊藤保德