協定「ペットボトルの水平リサイクル」(No.330)
更新日:2023年2月6日
ID番号: 32974
1月30日(月)、瀬戸市・尾張旭市・長久手市と、豊田通商株式会社・サントリーグループ(2社)の6団体が「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定」を締結しました。複数の市と一緒に行う協定で、ペットボトルのリサイクルにおいて、そのプロセス全体で脱炭素化への寄与するものとして、新聞にも取り上げていただきました。
「水平リサイクル」とは、使用済みのペットボトルを再度ペットボトルに再生する技術です。従来は、本体とキャップを分け、資源として排出し、その後はリサイクルの処理加工を経て「プラ製品」として生まれ変わりますが、ペットボトルとして再生されているのは20.3%です。残りはいろいろなものに再生され、やがては焼却されています。この水平リサイクル、「ボトルtoボトル」の仕組みは、持続可能な社会の実現に寄与する活動の一つとなります。回収したペットボトルが新たなペットボトルに生まれ変わること、つまりペットボトルの行く末が分かるということで、リサイクルをもっと身近に感じることができると思います。
3市は、排出ごみの焼却施設として晴丘センターを共同で運営しています。今回も、回収される資源をより効果的に活用するための取り組みとして、十分な議論を重ね協定の締結となりました。各市の課題は同じではありませんが、目指すゴールを共有し、協働の実を上げていくことが大切だと思います。
今後も、「SDGs」の取り組みとして、ごみの減量やリサイクルの効果的運用などを通し、広域的な社会貢献を積極的に推進していこうと思います。市民の皆さまのご理解とご協力をお願いします。
令和5年2月3日
瀬戸市長 伊藤保德