防災「災害ボランティアセンター立ち上げ訓練」(No.328)
更新日:2023年2月3日
ID番号: 32966
1月29日(日)、「災害ボランティアセンター立ち上げ訓練」がやすらぎ会館で開催されました。災害ボランティアセンターは、災害被災地に駆けつけてくれたボランティアに対し、迅速かつ適確に仕事の割り振りを行い、活動の実を上げる役割を担うところです。本市においては社会福祉協議会と協定を結び、やすらぎ会館に災害ボランティアセンターが立ち上がります。
訓練では、被害の想定を「大雨により水野川が広範囲にわたり氾濫した」として、災害対策本部からの被害情報を受け、ボランティアセンターを立ち上げるもので、9つの団体から約100名が参加されました。とても真剣に取り組んでいただいており、皆さんの防災に対尾する意識の高さを感じ取ることができました。
設置・運営マニュアルに『目的』と『役割』がわかりやすく記述されていますので、紹介します。
『目的』
大規模災害が発生すると、被災者・被災地支援のため日本全国から多くの災害ボランティアが駆け付けることが想定される。そういった災害ボランティア活動を効果的・効率的に展開する事を目的として災害ボランティアセンターが設置される。
災害ボランティアセンターは阪神・淡路大震災以降不可欠のものとして広く認識され、東日本大震災や熊本地震においても重要な役割を果たしてきた。
今後、発生が予測されている南海トラフ地震や大規模災害が発生した場合は、瀬戸市災害対策本部が設置される。そして、災害ボランティアの受け入れが必要と判断された場合には、「瀬戸市地域ボランティア支援本部の開設及び運営等に関する協定」に基づき、瀬戸市と社会福祉協議会が協議して災害ボランティアセンターを設置し、市社協が主体となり、災害ボランティア等の協力を得て運営するものである。
『役割』
- 被災者ニーズの把握
- ボランティアの受け入れ、派遣
- ボランティア活動保険の加入手続き
- ボランティア活動の記録
- 対策本部等の関係機関との連絡調整
- 情報収集及び発信
- その他、センター運営に当たり必要と認められる事項
今後も訓練を重ね、被災地支援におけるボランティア活動の円滑な運営を図ってまいります。多くの市民の皆さまにも、ご理解いただきたいと思います。
令和5年1月31日
瀬戸市長 伊藤保德