協働「名古屋学院大学との協働」(No.321)
更新日:2023年1月20日
ID番号: 32924
名古屋学院大学では課題解決型学修による教育活動の一環として、10年ほど前から「まちづくり提言コンペ」が行われています。同大学は瀬戸キャンパスを構えていることもあり、1年生に対し瀬戸市に興味・関心を持ってもらい、学習内容が地域とどのような関りを持っているのかについて学び知るきっかけづくりとして実施するものです。学生から課題解決の提言をしてもらい、優秀な提言に対して表彰も行います。
提言は、若い学生らしくとてもアイデア豊かで、さまざまな提言を参考にして新しい事業を始めたり計画などに提言を反映させてきました。今後も、学生を核とし市役所と協力しながら提言をより実行できる方向へとシフトしたいと思います。
今回の提言コンペは、優秀作品を3つ選びました。1つ目が「大人の修学旅行風の授業体験」、2つ目は「林業を主軸に市の活性を図る地球にやさしい街づくり!」、3つ目は「住みたいまち 訪れたいまち 自然豊かな瀬戸市」というテーマです。それぞれとても興味深い内容の提言でした。
この3つを選んだのは、1.瀬戸市の持つ各種資源を活用しようとしている、2.万人受けするであろう内容である、3.多額な費用を必要としない、4.学生や協力者の感性を活かしやすい、5.継続性が期待されビジネスモデルの確立が期待できるという点で評価できたからです。
今後は、これらの提言の実現化を検討し、実のある協働にしてまいりたいと考えています。提言に向けて、本市のことを一生懸命考えてくれた名古屋学院大の学生の皆さま、誠にありがとうございました。
令和5年1月17日
瀬戸市長 伊藤保德