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政策「リニア時代のまちづくり」(No.267)

更新日:2022年8月29日

ID番号: 4371

 8月9日(火)、「名古屋市近隣市町村長懇談会」に出席しました。39市町村長で構成される同懇談会は昭和61年から行われ、「広域連携に関する研究」や「個別施策分野の情報共有」などの活動をしています。今回は、「リニア時代の東海創生-国土の発展と戦略的都市経営の視点から-」という講演がありました。

 リニア新幹線は名古屋圏にとっては大きな影響が予想される一大プロジェクトです。今日、コロナ禍による働き方改革がDXの促進で早まっており、改めて「時代の潮流」を見極め、いかにしてまちづくりに活かすか、という内容です。

 「時代の潮流」として、『(DX+コロナ)=脱・東京の時代』から、間もなく『(DX+コロナ)×リニア=名古屋圏の時代』と表現しています。

 新型コロナウイルス感染拡大によりDXが現実化し、「働く場所は東京でなくてもよい」という感覚が生まれ、「脱・東京」の傾向が進んでいるようです。そしてリニアがその傾向を加速させ、東京一極集中の本格的な是正が起きる可能性の高いエリアが「名古屋圏」であるという結論でした。このことは、本市にとっても大なり小なりの影響があります。前向きにとらえて、まちづくり考えていく必要があると思います。

 また、「名古屋市のシビックプライド」という興味深いデータの紹介もありました。全国主要都市のなかで、名古屋市のそれは「低い」という調査結果です。

 名古屋圏を活用することで「効率性」と「ゆとり」の実現ができるという優位性はゆるぎないが、「都市ブランド」という観点から、「東京の経営者が名古屋を選ぶだろうか(社員の笑顔が想像できるか)」、「名古屋に《憧れ》を抱かせる資質があるか」、さらに「市民は住み良さを感じているが、決定的な街自慢が欠乏」という指摘でした。

 本市も、認知度の拡大と市民の誇りと愛着(シビックプライド)の醸成を推進しています。リニア時代に向け、瀬戸のブランド力をさらに高めるべく、シティプロモーションの着実な展開や、各計画に基づく街づくりを行ってまいります。
 

令和4年8月27日

瀬戸市長 伊藤保德

 

 

 

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このページに関するお問い合わせ先

シティプロモーション課
電話:0561-88-2658

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