防災「大雨・台風への備え」(No.254)
更新日:2022年7月22日
ID番号: 4269
大雨・台風のシーズンになりました。近年は「局地的な豪雨」が全国各地で多く発生し、本市でも「大雨警報と土砂災害警報」が同時に発令されるケースが多くあります。防災情報を正しく理解し迅速な対応を行いながら、減災に努めなくてはならないと考えています。
私たちは自らを守るために、日常から自分事として考え、できうる限りの備えをしておく必要があります。最近の新聞記事にとても参考になるものがありました。
『大雨・台風 危険知って備えよう』という内容で、大雨・台風時に起こりうる困りごとを専門家に助言を得て30項目選定し、「対策していないと困る」・「見落としがち」・「すぐできること」といった観点から、事前に対応をすべき事柄の1位から10位が紹介してありました。そのうちの1位~3位は次のとおりです。
1位 浸水リスクを知らなかった
自分の住んでいる場所に、どのくらいの危険があるのかを知っておくことは基本中の基本です。その情報は、ハザードマップに記されています。ハザードマップで自宅だけではなく、勤務先や学校、親せきの家なども確認しておきましょう。
2位 必要な準備が間に合わない
危険が迫ってから対策は手遅れとなります。大雨・台風はある程度、事前に情報が入手できます。事前に“どういう場合に何をどうをするのか”を決めておくことはとても大切です。
3位 避難情報を正しく理解していない
自治体や気象庁などが発信する防災情報は、市民が直感的に行動できるよう「5段階」レベルで示されています。レベルごとの求められる行動を正しく理解し、いざというときに行動できるよう家族で決めておくことが必要です。
つい先日も、全国で大雨による被害が起きています。ぜひ万全な備えをお願いいたします。
令和4年7月21日
瀬戸市長 伊藤保德