子ども「気持ちを聞く」(No.252)
更新日:2022年7月20日
ID番号: 4263
8月1日(月)から放送される「せとまちテレビ」の収録を行いました。今回は、「子どもの権利条例」についてのインタビューを行うということで、収録を「子ども・若者センター」(パルティせと3階)で行いました。
「子ども・若者センター」は、令和3年4月に体制を充実させリニューアルオープンした相談窓口です。すべての子ども・若者の困りごとに対し、一人ひとりに合った支援を提供しています。日々、さまざまな相談を受けるなかで、誰一人も逃すことのない寄り添い支援の重要性を感じています。
さて、本市は子どもに関する諸施策を従来から積極的に行っています。その中で、「瀬戸市子ども総合計画」を策定し、もっと「子ども中心」に施策を行っていくべきと考えました。この度、「瀬戸市子どもの権利条例」の制定にあたり、第一に「子ども」の声に耳を傾けることや、同センターなどに寄せられる相談事をしっかりと受け止めること、そして、「子ども・若者会議」を行い、こどもの権利や条例の内容について話し合ってもらいました。
会議では、大人たちだけでは気づくことができなかった意見などがあり、子どもたちの「気持ちを聞くこと」や「声に耳を傾けること」は、とても大切でしかも有益であることを改めて知ることになりました。おかげで「子どもの権利条例」は、瀬戸の子どもたちの「気持ち」が込められた立派なものとなっています(9月の瀬戸市議会定例会に提案予定です)。
今後も、子ども・若者会議を継続して開催し、子どもの気持ちを聞くことでそれを施策に反映していく機会にしていきたいと思います。
なお、並行して「子どもの今・未来応援基金」を創設しています。これまで、多くの企業や個人の方からご寄附をいただいており、市全体で子どもを応援していく機運が醸成されていることに心強く思います。ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。
令和4年7月17日
瀬戸市長 伊藤保德