産業「窯業技術の活用」(No.250)
更新日:2022年7月12日
ID番号: 4248
7月7日(木)、「令和4年度瀬戸地域窯業技術協議会」の定期総会が瀬戸窯業試験場で開催されました。同協議会は、平成10年に瀬戸地域の窯業技術の向上を図るため、各種事業を行うと共に産業技術センター瀬戸窯業試験場の事業活動への協力を目的とするため発足しました。
私も、会長という役を担っていることから、事業内容について理解を深めるようにしていますが、なかでも「瀬戸窯業試験場」の事業に目を見張ります。特に、研究成果である「新商品開発」はすぐにでも商品化が可能だと思えるようなものがあり、もっと広く情報提供していく必要性を感じています。
瀬戸窯業試験場の正式名称は、『あいち産業技術総合センター産業技術センター瀬戸窯業試験場』で、「ものづくり愛知」の技術総合センターの「窯業部門」ということになります。「あるニーズを実現する」、「新商品開発の探索」など、「ものづくり」は異分野からの視点により新しいモノが生まれたりするものです。つまり、窯業試験場の成果がもっと積極的に活用されると良いのではないかと思います。
モノづくりは「大量生産」から「多品種少量生産」へ、さらに「変種変量」、「限定・一品」といったニーズがあります。「つくる」ことだけではなく流通や販売も含めた企画で付加価値を生み出しているようです。
窯業で培われた技術を更に進化させ、新しいモノづくりに活かせるよう、同協議会の更なる健闘を期待します。
令和4年7月8日
瀬戸市長 伊藤保德
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