保健「熱中症を防ごう」(No.245)
更新日:2022年7月4日
ID番号: 4233
連日真夏日が続いています。新聞には「6月に真夏日とは・・・」「全国100地点で猛暑日」などの見出しや、「熱中症の搬送数が6月20日~26日の1週間に最多4551人」という内容の記事には恐怖すら感じるほどです。
本市においても、6月24日、市内小学校で熱中症の症状をうったえ、生徒11人が緊急搬送されました。現在は、気温、湿度、暑さ指数予測値などを確認しながら、最新の注意を払い学校運営を進めているところです。
愛知労働局から『熱中症を防ごう!』というパンフレットが配布されています。5月から9月までを「STОP!熱中症 クールワークキャンペンーン」、7月は「重点取組期間」となっています。説明文には「令和3年、愛知県内で発生した就業中の熱中症は27人(休業4日以上が)。熱中症の発生はWBGT(暑さ指数)と明確に関連しており、予防についても作業者の暑熱環境ばく露管理※を行うことで一定の科学的アプローチが可能。」と書かれています。さらに、1.熱中症とは、2.熱中症が発生したら、3.WBGT(暑さ指数)に基づく対策、4.新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた熱中症対策、5.熱中症と災害発生プロセス、という構成でくわしく説明されています。愛知労働局が出しているパンフレットなので、主に職場における熱中症対策の説明ですが、とても参考になる内容ですので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。
<熱中症を防ごう!>
- 日々の健康管理(夜更かししない、朝食をとる、飲酒は適量に)
- 適切な休憩
- 水分及び塩分の接種
- 異常を感じたらすぐに申し出る
※熱への順化のため、熱へのばく露時間を次第に長くするなどの管理。
令和4年6月30日
瀬戸市長 伊藤保德