産業「瀬戸焼条例の制定」(No.239)
更新日:2022年6月21日
ID番号: 4187
本市は千年を超えるやきものの歴史を有しています。平成29年に文化庁から「日本六古窯」として日本遺産の認定を受けたこともあり、その魅力発信に取り組み、「瀬戸」の国内外の知名度を高めるとともに、観光や産業の振興、まちのブランド化を図るべく戦略の中に位置づけています。
また、本市の「窯業」は、地域経済を支えてきた中心的な産業であり、今も窯業従事者数は市内で最も多い状況にあります。しかしながら、時代の流れや環境の変化から、市内の出荷額の中心は「金属製品」や「化学」となっており、窯業の中核である「陶磁器」の生産販売は長く低迷を続けています。そこで、本市の産業振興策の中で「瀬戸焼のブランディング」を進め、年々改善を続けています。今年3月には、「瀬戸焼をもっと(市民に)知ってもらい、利用してもらおう」と考え、『瀬戸焼で暮らしを楽しもう条例』を制定しました。
「基本理念」には次のように記されています。
瀬戸焼の利用及び普及の促進は、瀬戸焼の持続的な発展につながるとともに、産業、観光及び文化の振興等地域の活性化並びに郷土愛の醸成に貢献するものであることから、市民一人一人が瀬戸焼に対する理解を深め、暮らしの中に取り入れ、その魅力を市内外に広く伝えていくことを基本として、市、瀬戸焼関連事業者、市内事業者及び市民が相互に連携し、及び協力しながら取り組まなければならない。
皆さんが、家庭や職場で「瀬戸焼を話題にしていただくことが第一歩」だと考えています。
令和4年6月17日
瀬戸市長 伊藤保德
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