教育「瀬戸市総合教育会議」(No.210)
更新日:2022年3月31日
ID番号: 3994
3月28日(月)、市役所で令和3年度瀬戸市総合教育会議を開催しました。この会議は、市長と教育委員会が円滑に意思疎通を図り、教育の課題、目指す姿等を共有しながら連携することで、効果的な教育行政を推進するよう、法律に基づいて設置される会議です。
今回は2つのテーマについて話し合いました。一つは「コミュニティ・スクールについて」です。子どもたちへの教育や学校運営などについて、地域の方々や関係者と連携しようというものです。まさに、学校・家庭・地域が一体となり、地域ぐるみで子どもたちを育てることを狙いとした活動です。教育委員会委員からは、PTAの役員を体験してみてのお話や、できることから気軽に参加することの意義についてのご意見をいただきました。
もう一つのテーマは「教育分野における交流連携について」です。本年予定している「磁祖・加藤民吉翁生誕250年事業」の一つとして、民吉最初の修行地である熊本県天草市と子どもたちの交流をしてみては、との思いから話し合いを行いました。
委員からは、交流そのものには賛成であり、様々な方法を使って実施すると良いという意見が大方でした。しかしながら、相手のことを知る前に、まず自分たちの生まれ育った「瀬戸のこと」や「せともの」のこと、「先人たちのこと」を知るべきであり、大人の方もしっかり教えることの重要性が指摘されました。
「瀬戸のこと」などの学びについては先生はもとより、地域の方々にお願いするケースもあるかと思います。明日を担う子どもたちが、瀬戸市の歴史文化を理解し、堂々と郷土紹介ができるようにしたいものです。
令和4年3月31日
瀬戸市長 伊藤保德