防災「3.11に思う」(No.204)
更新日:2022年3月15日
ID番号: 3948
3月11日は日本にとって重要な意味を持つ日だと思います。11年前のこの日、午後2時46分、東日本で発生した大地震は、国土に、そして日本人の心に大きな爪痕を残し、今なおその苦しみの渦中に多くの方がおられます。
また、毎年この時期には、新聞やテレビ等でも大きく取り上げられ、さまざまな状況が報道されるなか、当時からの被害状況を見るにつけ、今更ながら心が痛みます。午後2時46分、市役所では、職員はもとより来庁の皆さまとともに黙とうを行いました。
(被害状況)
- 死者 1万5,900人
- 行方不明者 2,523人
- 震災関連死 3,784人 ※被害状況は日々変わっています。
産経新聞「主張」では、以下のように述べられていました。私も全く同じ思いです。
「決して忘れてはならない。伝え続けなくてはならない。
『3.11』を知り、今を生きる全ての人が、その思いを共有し、新たにしたい。」
しかしながら身の回りの現実を見るとき、「多くの教訓が風化しつつある」ことを感じます。本市においても、「ここは大丈夫」という思い込みや、「避難しなくてすんだ」という経験の積み重ねは、短期間のうちに災害の教訓を風化させます。これを機会に、防災に対する内容を改めて見直したいと思います。
改めまして、犠牲となられた方々へ哀悼の意を表します。
令和4年3月12日
瀬戸市長 伊藤保德
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