安全「交通死亡事故が多発」(No.203)
更新日:2022年3月10日
ID番号: 3924
本市では今年に入り、たて続けに交通死亡事故が発生しました。1か月足らずのうちに3件です。そこで、本ブログ(No.199)でもお伝えしたとおり、2月21日(月)から3月6日(日)までの2週間、「交通事故多発非常事態宣言」を発令し、交通安全の啓発活動などを実施してきました。
期間中、幸いにも重大事故は発生しませんでしたが、今後も「交通安全活動」が必要であることはいうまでもありません。市民の皆さまに交通安全への意識を持ち続けていただくため、期間後も当面の間、啓発用の掲示物を継続しています。
市役所庁舎では、「懸垂幕」をはじめ、入口に「のぼり」、掲示板には「事故ニュース」を掲示しています。皆さまも「交通安全」を日ごろから意識し、「交通事故を起こさない、巻き込まれない」行動をとっていただきたいと思います。
そんな中、『75歳以上の運転、死亡事故増』、『操作ミス多発、対策強化』という見出しで、警視庁の統計についての新聞記事を目にしました。令和3年、75歳以上のドライバーによる車やバイクの交通死亡事故が346件、前年に比べて13件増。死亡事故全体(2,289件)の15.1%を占め、統計が残る昭和61年以降で最大の割合になったとのことです。
高齢化社会のなか、ドライバーも高齢化が進んでいます。当事者だけの問題ではなく、社会全体で考えて行くべき問題だと思います。改めて「交通安全」の重要性を認識し、事故撲滅の活動を一丸となって取り組んでまいります。ご理解とご協力をお願いします。
令和4年3月7日
瀬戸市長 伊藤保德